週休3日制の動き 11月19日(月)

 Veitntenueve de Novembre(Lunes)

 CNNのニュースに出ていましたが、今年の大量解雇の時代に、どうしたら従業員が辞めなかったという質問がありその中に1)給与の増額、2)休みが1日増えること、があったそうです。今の週休2日制は、1938年に施行された法律に基づいていて、今の時代にはそぐわないのではないかと、特に若い層には受け入れられなくなっている、というのです。実際にCAの議員が週の労働時間32時間にする法案を提出しています。アイスランドでは実証実験が行われ、労働者の賃金を下げずにこれを行うと大成功。19年には日本マイクロソフトがやはり実験をしていますが、労働生産性が40%も上昇したそうです。あるソフトウェアの会社では1日の労働時間を8時間から10時間に延ばし、休みを1日増やしたそうですが、週の労働時間は同じでも従業員の幸福度が上がったそうで、これを採用しています。

 問題は経営者サイドにあり、労働時間が減るのに同じ給料を払わないといけないというジレンマがあるわけです。しかし生産性が上がるならそれは解消できるわけです。私は来年60歳になるので、今の日曜日休みを拡大し、週中の水曜日を休みにしようかと検討中です。寿司屋が連休になると魚が捌けないので、それはできないわけです。毎日働いての生活はもう終わりにしないといけない。零細企業上、誰かに任せることもできず、オーナーシェフは店に立つものと思っていますし、それがお客さんへの信頼と安心感、品質保証に繋がっているとは思うわけです。ランチを閉めてディナーだけで6日営業にすることもできますが。まだまだ検討中です。実現するかどうかも未定です。毎日の営業時間はかなり絞っていますよ、ランチは11時半に開け、1時50分でラストコールにしています。ディナーは5時に開け、平日なら8時50分でラストコール、週末なら9時20分にしてなるべく従業員を早く帰すようにしているのです。同じ条件を維持して労働時間を削ること、実に大事です。みんな楽して生活したいのでね。今は儲かっているので、それも簡単にできるとは思います。

 日本人の富裕層の定義とは? 1)超のつく超富裕層ー純金融資産保有額が5億円以上(0.2%)、2)富裕層ー1億から5億円未満(2.3%)、3)準のつく準富裕層ー5千万円から1億円未満(6.3%)、4)アッパーマス層ー3千万円から5千万円未満(13.2%)、5)マス層ー3千万円以下(78%)、となっているそうです。ということは富裕層と名のつく層は日本に8.8%いる計算になります。

 よく「年収1千万円」や「6桁収入」とか言われますが、これは日本人全体の何%いるでしょうか? わずかに5%でしかありません。これをアメリカと比較するとアメリカには5.4%いるそうです。人口数でいえば1億2千万人の人口では600万人いることになり、アメリカの人口は3億3千万人ですから、1782万人もいて、日本の約3倍の富裕層がいる計算になります。

疫病は飛行機によって簡単に世界中に広がる? 日曜日にオミクロン株は、カナダ、オーストリア、オーストラリアで見つかっています。日本のいう「水際作戦」って何? 簡単に渡航禁止、入国禁止しかないのですが、イスラエルのように2週間止めることができないのか? ポルトガルではサッカー選手13人が陽性になっています。

突然の砂嵐?それが金曜日のマーケットの下げではないかと。オミクロン株への恐怖、連想ゲームのような売りと買い。日経は今日下げましたが、欧州は上げていて、NYもプリマーケットで全面高になっています。戻すことは間違いありませんが、900下げたダウが250戻っても大したことないですよね。まあ連続の下げに歯止めはかかったわけです。私は現金化したお金を再投資、20銘柄仕込みました。

 仮想通貨ですが、戻しています。毎日目まぐるしく変わる価格です。ビットコインは57108ドル、週末には53000台まで下げていました。イーサリアム4320ドル、これも週末は4000台まで下げていました。私もビットコインに続きイーサリアムを200ドル買いつけました。これから機会あるごとに増やしていきます。仮想通貨二刀流作戦です。現金は何かを買うために持つもので、保持しても仕方ないわけです。あらゆるものに投資しておくことがリスク回避、何かが下げても何かが上がるわけです。為替は113.54円、ゴールド1793ドルで今週は1800ドルを回復するかと。60ドル台に売られていた原油も71.63ドルまで回復しています。


 コロナですが、アメリカは下げています。7万3千人台です、死者の数も817人でこれまでの最低の数字です。死者の1位はロシアで1237人です。日本の数字が9月以降大きく下げたのは集団免疫が効いてきたからだと記事がありました。周回遅れのワクチン接種がいつの間にか、前の走者を追い越し、先頭集団に入ったからです。やはりここに日本人の国民性が出ているというか、自治体の要請に素直に従い、接種を順序良く秩序を守りながら、受けたことが数の減少につながっているのです。「金太郎飴日本人」こういう時には役に立ったわけです。個性の強い欧州人ではそれが通用しないから、数は増えた??

 ちなみに米国の専門家は、すでにアメリカにオミクロン株は上陸していると確信しているそうです。まだ陽性者が出ていないだけだそうです。気を付けましょう。

 

2兆円の投資、30年までに50%をEVにする。それが日産の戦略です。トヨタの10月の国内生産は半減だったそうです。それでも12月から残業して追い上げていくそうです。



非常に良い12月のスタートになりそうです、70度は最高。

昨日は寒いのでカイロを持参してのゴルフ、冷える指先を温めながらのゴルフでしたが、寒いから飛ばない? 番手を1つ以上上げてアイアンを打っていました。パー3で坂の途上にカップが切ってあり、1オンしたのに、5パットもしてしまいました、ボールが停まらないのです。そんなこんなで48-46-94でした。春までは90で回れば良いかと。寒さとの闘いです。

 来月から魚の仕入れ先が新しく加わります。ある業者を介して豊洲から買いつけます、そのまま店まで配達してくれるそうです。まあ12月だけのトライで、品質とか配達など良いなら継続です。といって火曜日だけ買っている会社をカットはできないのです。ハマチの値段がそこが一番安いからです。他者との違いは2-3ドルです。うちは刺身と寿司は生しか使わないので、コストには慎重です。ウニは高止まり、赤むつは先週は75ドルでした。値上げしても追いつかない感じです。寿司はだんだん高嶺の花になってきています。

 昨日はYoutubeで、松下幸之助の話を見ました。「経営をダメにするのは経営者」だそうです。賢い人は良いのですが、両刃の剣、良くもするし悪くもするからで、そこには私心が入るからだそうです。もう1人は鈴木修さん、「有言実行」、一生懸命やれと、必死にやると死ぬのでそれは不可能だと。年商300億円の会社に婿養子に入り、3000億円で社長になり、3兆円にして引退したわけですが、経営は右肩上がりのように見えますが、ゴムの伸び縮みと同じだそうです、何度もの危機を乗り越えた末の数字です。全体が悪いときに前年比98%は良いのか、「こんな状況下でよくやった」とは言えないそうです。前年比98%を10年やると売り上げが2割も減るからだそうで、常に100%以上を作る、数字を作る努力をしないといけないのだそうです。

 うちの店でもそうですよ、20年近くやっていますが、最初は1ミリオンなんて遥か遠くの数字でした。しかし、それを超えるとまだまだ伸びることに気が付くわけです。それがやり方を変えると1.5ミリオンを超え、今年は1.8ミリオンにもなります。次の人に渡すときに2ミリオンなら最高ですけどね。かつてはある年の11月に売り上げを大きく落とし、帯状疱疹になったこともあります。赤字で自分のお金を突っ込んだこともありますし、給料を減らし、無給にしたこともあります。やはり経営に伸び縮みはつきものです。店は閉まっていても日曜日には必ず店に行き、点検と月曜日の準備をして汚いとことろは掃除して帰るわけです。これがお客さんとの約束ですよ。昨日トイレのタイル掃除でした(先週はカーペット掃除)、店のオーナーだから見えるものがあります。従業員の多くは自分のお金しか見ないわけです。「あのお客さんが多くチップくれた」そんな感じですよ。日雇い人夫と同じ世界です。それでオーナーさんも同じようにお金だけ見出したら、店は乱れていくでしょう。居心地感とか、清潔さとか、さまざまな要素が積み重なり、売り上げが継続して作られるわけです。それを高所から見て、できてないところはどんどん補正していかないと、バランスが崩れ、やがて売り上げは下がるでしょう。店は生き物ですよ。間違った方向に簡単に向かうのです。20年やってもまだまだ戦争が毎日続くわけです。あと1か月頑張れば、今年は終わりです。最後の追い込みも大事しかし、来年を迎える準備も大事なのです。

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