撃沈! 11月18日(木)
Dieciocho de Novembre(Jueves)
昨日はランチもディナーも撃沈でした。ランチは今年最悪の7人、こんなの今まで見たことない、そんな数字でした。ディナーは予約数では前日よりも多く、期待しての5人体制、裏切られてしまいました。感謝祭までちょうど1週間です。学校は来週が丸1週間休みだそうです。これをどう読むのか、難しい。今週末はそこそこ来るのではないかと予測しています。そして富裕層なら別荘に1週間行くか、旅行するででしょう。家でターキー食べるのは普通の人、そしてブラックフライデーで買い物に出かけるのはさらにその下の層ではないかと。
昨日、娘のSは部下として1人採用したそうです。仕事があまりにも忙しく、それを軽減するためです。最初は会社は経費削減で人を採用する予算はないと言っていたのですが、それが覆り、通ったわけです。 その人物は彼女より2歳年上で、GAの大学を出てMBAまで取得、市内の病院でファイナンスで働いていますが、ステップアップしたかったのでしょう、それを辞めて入ってくるようです。年収の提示が6桁だったようですが、9万5千ドルでとりあえず落ち着いたそうです。34歳です、まあ年齢は関係ないでしょう、アメリカでは。実力の世界ですからね、日本で1千万円の給料といえば、40歳を超えてからが平均のように思いますが、それも大きな会社ではないと無理でしょう。しかしアメリカでは30歳でこれが実現する。
この前も書きましたが、大学の制度が日本は悪すぎ、というか入るまで一生懸命勉強するのに、入ってからバイトとかして勉強しないのが大半ですよね。アメリカの場合、入ってからが大変で、それからもインターンで企業で働くなどしてスキルをどんどん身に着けていく。従って大学を出てから会社に入れば即、戦力として働けるのです。日本は同時に4月に入れて半年とかかけて研修して、それから各部署に配属し、そこから鍛えていくわけです。どうしてアメリカ式にできないのでしょうか? いい加減、こういう愚かなことをやめるべきでしょう。これなら入社時に7万ドルとかでスタートするわけで、2-3年たてば10万ドルを取る人も出てくるのです。豊かになりたいと思わないのか、井の中の蛙大海を知らず過ぎるのか、それで満足しているから、日本人は不思議の国のアリスですよ。
bZ4X、トヨタのEVが来年の中ばにも北米のディーラーに到着しそうです。ようやくですか、1回の充電で250マイルは、テスラの半分ですが、街中でこれで十分でしょう。本来はLexusのLSでEVにしてテスラをはじめとする高級EV市場に風穴を開けるべきでした、しかしそこまでの度胸と勝負する技術がなかったということでしょう。1995年にLSを出して世界に衝撃を与えたのがLexusの原動力でしたが、完全に周回遅れになっていることを示しています。LSの年間販売台数は1500台程度で前のモデルの5分の1以下だと思います。
テスラ将来のライバル、Lucie Airが今年のモータートレンド誌のCar of The Yearに選ばれています。
こんな数字がロイターの記事に出ていますね。2020年に世界の新車販売は16%減少し、その中に占めるEVの割合はわずかに3%でしかない。しかしEVだけで見ると登録台数30%伸びている、さらにハイブリッドも入れると41%伸びているそうです。トヨタの副会長が実に良いことを言っていますね、これからはプラクティカル(実用的で)、サスティナブル(持続可能性で)、アフォーダブル(手頃な価格で)を目指さないといけない。世界中がEVに進むと国によっては電力不足を起こすでしょうし、その電力源が石炭かもしれないし、原子力かもしれないわけです。トヨタは水素エンジンも継続していくそうですが、水素ステーションが1つ作るのに4億円かかるそうです。これはネックですよ。すべてがEVになればすべてが中国製になる、これは避けたいですよね。
来週、寒いのは2日だけのようです。感謝祭の日は、60度まで上がる予報が出ています。
そろそろビットコインでも買おうかと思っています。6万ドルを割り込んでいるので、それが理由です。年内の10万ドルは無理としても、世の中の不安要素を考えて多くの人がビットコインを持つことを検討しているようです。
これまでは1)現金、2)株式、3)不動産でしたが、これからはそこに4)仮想通貨が加わっても良いのではないかと。過去の歴史を見ても一時2万ドルに上がり、それが6千ドルまで下がり、それが今復活して6万ドルですか。今後も下げる局面あれど、上がっていくのではないかと思えるようになってきましたね。まずは千ドル程度を買ってみることかと。
京大の名物先生だった鎌田さんが今年の3月にリアタイアしていました。YouTubeで「最後の授業」を見たのですが、南海トラフ地震は2030年から5年の間に間違いなく起こるだろうと言っていました。富士山の噴火もそうで、過去300年周期で噴火を繰り返してきた歴史があり、マグマだまりが300年分地下に溜まっているので、それが出てくるのは時間の問題だそうです。最後の噴火が宝永の噴火で、江戸の街に5センチの火山灰が積もったとか。これが現在の世の中で起きれば、交通は止まる、飛行機も飛ばない、すべての生活が麻痺するそうです、首都壊滅です。これに対するリスク管理はあるのか? ないでしょうね。TBSのドラマのようには現実はいかないと思いますよ。官僚にはそこまでの柔軟性がない。
前から言われていた首都移転ですが、官庁の半分でも関西圏に移すとか、そういう考えはないんでしょうね。「まだ地震は来ていない」「噴火も起こっていない」「まだ先のことだろう」と思っているからでしょう。しかしいつ起きてもおかしくないのが地震であり火山の噴火では? 2030年に向けた対策を今からやらないと、大変なことになると思うわけです。起きた後に、「想定外でした」「まさかここで来るとは思わなかった」「AI予測にもなかったので」と言い訳されても遅いですよね。
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