良くも悪くもアメリカは世界の縮図 1月7日(木)

 Siete de Enero (Jueves)

 昨日の午後3時過ぎでしたか、大抵休憩中はCNBCのサイトかYahooニュースを深読みしているのですが、「議会に乱入」というのを見て、テレビを付けると臨時ニュースでしたよ。まあ、よくやるもんですが、先導したのはトランプです。「議会に進め」と言ったのですからね。それで乱入して採決の停止を実行した。おまけに4人も撃たれて死んだ。法治国家とは言えない、この国に住んでいて恥ずかしいことだとは思うが、何でもありの国ですからね。賢い人もたくさんいれば、バカもたくさんいる。金持ちもたくさんいれば、極貧もたくさんいるのです。だから、この国で我々が金儲けできるんだと思いますよ。自分の権利を主張し、勝ち取っていくのができる国ですよ。それでこんなことをやろうとする人がいるわけですからね。暇人が多い? あの人達は失業者か? それともトランプ教に入信したのか?

 ペンスはすでに見限っているのに、本人がまだ認めない。「不正選挙」と言うだけで何の証拠もない。自分の悪事に対しては不正だらけのくせに、それを認めない。真逆のことをしているのですが、それもアメリカ人の特徴? この国の人は自分の非を簡単には認めない。自分に非があると思っていても謝らない、負けを認めないのが特徴でしょう。それは日々の生活の中でも常々感じることです。あと13日しかないのにホワイトハウスに籠城ですか?

 昨日はフルトン郡のオフィスに行ったのに、目的を果たすことができませんでした。車の登録が郵便が来ていないのでオフィスに行き、手続きをしようと思ったのですが、そのオフィスは閉まっていました。そしてそこを占拠していたのは保健所でした。驚きましたね、税金を払う場所がいつの間にか、保健所になっている。そして税金を払う場所ははるか北のオフィスに移ったというのですから。今日こそは、でGA400の八番出口まで朝一で出かけてきます。1月中にやらないと警察に止められたら、最悪は車没収です。過去にそんな人がいました。

 東京2千人超え? すごい数字になっていますが、これも政府の統制が少し解けたからであって、元々はたくさんいたのです。検査数が少ないから要請数も少なかった。それは作戦だったのでは? 今では民間の検査所がどんどんできていて、検査数も増えるから感染数も増える、当たり前の事なのでは? まあアメリカ並みなら、毎日2万人以上出ても不思議ではありません。報道ではすでに病床がいっぱいで断られているそうですが、軽症の人は入院すべきではないですよ。それを止めないと重症者が次々死ぬことになるでしょう。それでも毎日500人単位で死んでもアメリカの3500人には程遠いので、それが当たり前の数字になってきます。もう感覚的に毎日3500人死んでいても、それは他人事であると思えるようになってきました。弱い者は死ぬ、強い者は生き残る、そうとしか思えないですよ。自分が好き放題して太り糖尿病などになって免疫力のないカラダにした人が80%いると考えるとそれは死んで当然?みたいに思えるわけです。本当に体の弱い人は気の毒ですけどね。

 


テスラの時価総額が7000億ドルを超えたそうです。7000億ドルといってもピンとこないでしょうがトヨタやGMを含む大手6社の時価総額よりも多いということです。

これが完全なるバブルです。これから各社がどんどん、EVを出してきます。テスラに優位性はなくなるはずです。

それではコロナの数字、アメリカでは2122万人が感染し、約36万人が死亡しています。ワクチンが人口の70%に届くのはいつか? まだまだ最大でも3%の州が少しだけ、大半は1%のようです。


少し天気予報が変わってきました。寒いのが土日月になっています。これで見ると月曜日の朝が25度とかなり寒いですね。

日本も同じ北半球なので、同じ荒れ方です。大雪で秋田かどこかは平年の4倍の雪が降っているそうです。

 まだまだ努力が足りない? そう感じるのは日本の飲食です。時短に応じて8時で閉める? その後持ち帰りを少しでもやる、カップラーメンや袋麺を仕入れて売る、週末用の食事セットみたいなのを冷蔵や冷凍で作って売るとか、いろいろあると思うのです。

 なんか勘違いしていますよね、敵はコロナではありません、敵はスーパーや酒屋です。家にこもっている生活があるなら、それに適応した企業になるだけの話。スーパーではカップ麺がバカ売れしているはずです、同じものを知れて安く売ればいい。まあ一例ですがね、何でも売る覚悟が必要です。

 一昨年の末に開いた友人のレストラン、いつも苦戦しています。味は良いのに売り上げが伸びていない。だから日曜日に家族で行ってお金を落とすようにしているのですが、一度もデザートが無料で出てきたことがありません。開店時に行ったときにはサービスがそこそこありましたが、その後は一切ない。何か1品付ける、テイスティングでワインを少し飲ませるとか、いろいろやり方はあると思うのです。しかしそれが一切ない。うちの店はもう常連さんのデザートはほとんど無料ですよ。サービスでどんどん出す。そんなコストを気にしても仕方ないわけで、それよりも「せっかくコロナの折、来てもらったのだからデザートぐらいは出しましょう」の気持ちがあるわけです。

 昨夜も年配の方、毎週1回来る人の持ち帰りにプリンを付けましたが、この夫婦前は必ず週一で来ていて最後はプリンを食べていたのです。それも気に入ってくれて会社の人を連れてきて、プリンを10個以上出したこともあります。今週のプリンは牛乳なしのエバミルクだけ、そして全卵ではなく卵黄だけにした濃厚バージョンで、それを食べてもらいたかったので、私は説明に行ったほどです。無料のものでも、そこまで足を運んで「今日のプリンは違うんですよ」を知らせるわけです。こういうのがお客さんの気持ちを掴むのではないですかね。別に常連さんだからデザートが自動的に無料というのでは、気持ちは伝わりませんよ。コロナの折、持ちつ持たれつの関係を維持できる、感謝の気持ちの表れであると考えるべきです。みんなが「早くこんな世界が終わればいい、コロナが去り、普通の生活ができるようになればしい」と思っているはずです。そこで痛みを分かち合うこと、儲けているんだから、少しの還元をすること、良い循環を作ると思うのですがね。昨日も持ち帰りと店内飲食が好調で予算を達成しています、前年比136%の進行状況です。

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