宴―好景気の終焉＝下り坂に！ 10月25日（木）

Octobre Veinte cinco (Jueves)
　
　昨日のダウが600落ちて、東京も同じく800落ちて、すでに始まっている欧州は気持ちだけですが、上げています。ダウも先物は200近く上げています。
　昨日出た、9月の新規住宅着工件数は5％のマイナスで、これは過去2年で一番悪い数字でした。住宅関連株は底値です。今まだ建設中のアパートや住宅などは幽霊屋敷になる＝誰も住まないのに建てている？
　その昔、2008年ごろにAtlantic Stationという街作りの中で、再開発をして、ミッドタウンで住むー働くー遊ぶを実現しようと頑張ったのですが、蓋を開けると黒人層がなだれ込み、犯罪が多発し、白人層が逃げていった。そしてコンドの価格は暴落し半額でも買い手がいなかった、そんなことがありました。
　バックヘッドもタケノコのようにコンドがどんどん建っていったが、空き家が目立った。あれから10年、また同じようなことが起きるのか？
　先日書いた、ブルックヘブンのコスコの裏の高級タウンハウスは70万ドルで（20万ドルの値下げ）、１つに買い手がついたようでUnder Contractのサインがついていました。
　私はいつも車を運転していて、こういう変化を見逃さない。毎日通る道で、「あの家が売りに出ている」とか「ここはすぐに売れた」とか。

　うちの店から東に延びるWindsor　Pkwayという道は実に面白く、最後があの名門Peachtree Golf Courseの前に出ますが、その直前の両サイドには実に綺麗な豪邸があります。ところがコスコに入る道から西は同じような3階建ての家が並んでいます。この脇道も同じような家で構成されています。同じ道でも通りを1本超えると全然違うのです。
　そこを1週間に2回は最低通るので、違いを見ることができます。

　まあ、話を元に戻すと、宴は終わりですよ。もう夏休みが終わったころからそれを感じていました。店の売り上げが低迷しだしたのは、そのころでした。
　10月の新車販売がマイナスであると思いますが、また10％近い落ち込みですかね。2019年モデルが出てくるので、18年モデルを処分しないといけない。
　車は大きな変革期に入っていて、この時代に買うよりもリースの方が良いように思えるのですが。今後10年で電気自動車の比率が上がる、自動運転も10％のシェアを占める？　ウーバーは運転手を解雇し、自動運転のみにして収益を上げる？　そうなると、雇用問題がまた起きる。人間が仕事をすることが減ってきます。何をして人間らしさを保つのか？
　まあ、ダウに関しては今年の上昇分は消えたとか言っています、年末にかけて厳しい市場になるでしょう。

　

　







　誰も当たらなかったので、土曜日に750ミリオンです。



　塩野義製薬とスイス製薬大手のロシュは、インフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」について、ＦＤＡから１２歳以上の患者への適用承認を獲得しました。これは今朝のワイドショーでも報道されていましたが、保険なしで150ドルだそうです。
　風邪ひきかけたら、にんにくと生姜をたっぷり入れたスープです。副作用のない食べ物で治す、これが私流。


　








　昨日の夕方のニュースに出ていました。ノブさんとデニーロ。NOBUホテルとNOBUが2020年にできます、レストランは1万SQFTですから、200-300席になるでしょう。高級日本食の戦争＝淘汰が起きる可能性があります。
　それでも今までNYやシカゴから多くの店がアトランタにできましたが、生き残っている店はほとんどありません。ローカルをどれだけ捕まえるかが課題でしょう。NYなどでNOBUやMORIMOTOで食べると2人で400ドルですよ。それで満足するかといえば、「高い不味い」で終わりです。家賃と内装費と雰囲気代を払っているようなものです。お客さんの真の満足とは何かを考えると、割に合わない。それでも会社のお金、バブリーなお金持ちが「金落とした、気分が良い」という人がいるのがアメリカです。

　

　今日は気温が上がりません。夜半から明日にかけて雨になります。

　昨日見たビデオ、450円の弁当で年商67億円の鎌田にある「たまご屋」という弁当屋さん、毎日6万食を作るそうです。2カ月は同じものが出ないように工夫しています。

　こういうのを見ると、うちの10ドルの弁当も内容を充実させないといけないなあ、と思うわけです。1週間サイクルで同じものが出ていますからね。努力の上に努力です。