やはりにわかの回復だった 10月18日(木)
Octobre Diecioho (Jueves)
ランチに関していえば、今週は3連勝です。バケーションから上得意さんが戻ってきて、昼から酒と刺身のお任せを食べて1人で100ドルを使ってくれました、ありがたい。たまたま酒蔵が来ていたので、そこから酒をもらい、試飲もしてもらいました。こういう振る舞いが大事ですよね。P Hobbsのナパの2014年もついでにもらいました。
昨日は昼間からこれですよ。お気に入りのポール・ホッブス ワイナリーから営業が来ていて、「いつも買ってくれてありがとう」でランチでお金使ってくれました。そして試飲でした。ここのセカンド、クロスバーンのシャドネとソノマコーストのピノノアはグラス売りしています。14ドルと18ドルです。
自分が飲みたいものを売る、これは理想です。シャドネはよく動いています。ピノノアは初めて1カ月が経過。ぼちぼちです。
私とホッブスとの付き合いは長く、もう10年以上になります。ピノノアのエステイト、Lindsayはトップ級です。これは彼のおばあちゃんの名前を取ったもので、そういう知識がすべて頭の中にあり、それを会話の中で引き出しましたが、営業も感心していました。
ホッブスは南米、アルゼンチンにも進出していて、そのBremareというブランドは知っていましたが、彼がCatenaという有名なワイナリーの最初の輸出にも関わっていたのは知りませんでした。
元々が農民なのです、ワインメーカーは。土を良く知り、そして何が必要かを分かっている。それでカリフォルニアのワインの学校といえば、UCLAのデイビス校のワイン醸造科で、ここでワイン作りを学ぶのがパターンです。
オーパスの立ち上げで、醸造責任者を務めた実績は、彼が自分のワイナリーを持つときにも役に立っています。
そして考えようによっては、ホッブスのワインは実に値打ちがある。例えば、オーパスの15年がリリースされましたが、小売りで340ドルします。それがホッブスのナパのカベルネなら100ドルで買える。
100ドルのワイン、日本で買えば2万円ですよ。大変お高いワインで、庶民には手が届かないでしょう。アメリカでも100ドルは高いワインですが、それが3本も買える。そう考えると割安なのです。オーパスを務め上げた技術と感性が生きているワインですからね。ぜひ、年末とかに1本買って飲んでみてください。
日本のニュースです。広島カープは巨人に連勝し、日本シリーズ進出に大手をかけました。27日からシリーズが始まります。
沢田研二、70歳がコンサートを中止。その理由は? 公演前にリハーサルもしていたのですが、3万人入る会場に7千人しかいなかった。「ライブをするなら満席にしてくれ」、それで急きょ中止になったそうです。今時、沢田研二を見に行く人がいますか???
下げますよ
今日のNYは先物で100ポイント下げています。昨日の上海が2.94%下げたからです。東京は少しだけ0.8%しか下げていません。これで上海は2500ポイントを割り込みました。
このせいなのか、原油が70ドルを割り込んでいます。北海ブレントも80ドルを割っています。中国経済の減速で、原油需要も落ち込むと見ての判断でしょう。
これが中国のGDPの伸び率です。先進国の我々からすれば、6.7%の伸びはすごいことなのですが、かつては10%で伸びていた国が6.7%ということは急ブレーキがかかったことになります。
さらには、この数字が対外的に操作された数字であることは90%以上の確率で当たっているでしょう。本当の数字は2-3%割り引いて見ないといけないのかもしれません。となると仮に3%台の成長率なら、もう「減速」を超えて「停滞」になるのかもしれません。
リーマンの後で世界経済を立て直したのは中国でした。財政出動で、各地を再開発してビルを建てた。しかしそれも空き家のビルが多い。場合によっては街全体が空き家状態のところもある。「器作って魂入れず」ではなく「街を作って人を入れず」では、街の活性化はなく、お金も回らないので、ゴーストタウンですよ。
その後には何が残る? 借金だけでしょう? 外貨はどんどん逃げていき、海外不動産を買う、特に日本やアメリカなどの物件を買うのに使われた。それでお金の逃避に歯止めをかけるように規制した。すると今度は投資先のハワイやロスでの住宅市況が悪くなる。
これが住宅建設業者の株価のイメージ? 住宅メーカーの’株価が今年1月に比べて31%も下げています。すでに今後の見通しが悪いという証です。
アメリカの農家は悲鳴を上げているが、ブラジルの農家は左うちわだそうです。トランプ政権による中国製品向けの課税措置に対抗して、中国政府は米国産の農作物に関税を課し、その中には、金額ベースで米国最大の輸出農産物となる大豆に対する25%の関税も含まれています。米国の農家は、昨年だけで120億ドル相当の大豆を中国に輸出していたのです。中国では養豚に大豆が必要で、「アメリカがダメならブラジルよ」で、ブラジルから買い付けを開始、中国向けに輸出した大豆は金額ベースで、今年1月─9月に前年同期比22%増へ急増したのです。そこでブラジルの農家は大儲けをしたと。
昨夜は、テレビ東京で月曜日から始まった「ハラスメント」を見ていました。唐沢寿明が主演の経済ドラマです。さすがテレビ東京、この手のドラマは得意です。セクハラにパワハラ、今や日本でも上司や会社が訴えられる時代です。
偶然かもしれませんが、今週のフジの月9「スーツ」もセクハラがテーマでした。
秋です、まさに秋です。それにしても暇ですよ。そういう中、自分に何ができるのか? 来てくれたお客さんをハッピーにして帰すこと、それだけです。
昨日最後のお客さんは、元バックヘッドの顧客でした、ウニをたくさん食べていて、最後の仕上げもウニでしたが、メインとペルーがあったので、試食をしてもらい決めてもらいました、面白いことに奥さんはペルー、ご主人はメインだったので、1かんずつにして出しました、デザートもサプライズでバニラアイスにうにを乗せて出してあげました、この驚きに大変感動されたようです。カツオの1本釣りと同じですよ。1日、数人のお客さんしかこうした対応はできません。昨夜は暇だったので、6コースのおまかせのお客さんにも10コース出してあげたし、喜んで帰ってもらうために、自分に何ができるかを考えています。店を支えてくれるのは、お客さんですからね。
ランチに関していえば、今週は3連勝です。バケーションから上得意さんが戻ってきて、昼から酒と刺身のお任せを食べて1人で100ドルを使ってくれました、ありがたい。たまたま酒蔵が来ていたので、そこから酒をもらい、試飲もしてもらいました。こういう振る舞いが大事ですよね。P Hobbsのナパの2014年もついでにもらいました。
昨日は昼間からこれですよ。お気に入りのポール・ホッブス ワイナリーから営業が来ていて、「いつも買ってくれてありがとう」でランチでお金使ってくれました。そして試飲でした。ここのセカンド、クロスバーンのシャドネとソノマコーストのピノノアはグラス売りしています。14ドルと18ドルです。
自分が飲みたいものを売る、これは理想です。シャドネはよく動いています。ピノノアは初めて1カ月が経過。ぼちぼちです。
私とホッブスとの付き合いは長く、もう10年以上になります。ピノノアのエステイト、Lindsayはトップ級です。これは彼のおばあちゃんの名前を取ったもので、そういう知識がすべて頭の中にあり、それを会話の中で引き出しましたが、営業も感心していました。
ホッブスは南米、アルゼンチンにも進出していて、そのBremareというブランドは知っていましたが、彼がCatenaという有名なワイナリーの最初の輸出にも関わっていたのは知りませんでした。
元々が農民なのです、ワインメーカーは。土を良く知り、そして何が必要かを分かっている。それでカリフォルニアのワインの学校といえば、UCLAのデイビス校のワイン醸造科で、ここでワイン作りを学ぶのがパターンです。
オーパスの立ち上げで、醸造責任者を務めた実績は、彼が自分のワイナリーを持つときにも役に立っています。
そして考えようによっては、ホッブスのワインは実に値打ちがある。例えば、オーパスの15年がリリースされましたが、小売りで340ドルします。それがホッブスのナパのカベルネなら100ドルで買える。
100ドルのワイン、日本で買えば2万円ですよ。大変お高いワインで、庶民には手が届かないでしょう。アメリカでも100ドルは高いワインですが、それが3本も買える。そう考えると割安なのです。オーパスを務め上げた技術と感性が生きているワインですからね。ぜひ、年末とかに1本買って飲んでみてください。
日本のニュースです。広島カープは巨人に連勝し、日本シリーズ進出に大手をかけました。27日からシリーズが始まります。
沢田研二、70歳がコンサートを中止。その理由は? 公演前にリハーサルもしていたのですが、3万人入る会場に7千人しかいなかった。「ライブをするなら満席にしてくれ」、それで急きょ中止になったそうです。今時、沢田研二を見に行く人がいますか???
下げますよ
今日のNYは先物で100ポイント下げています。昨日の上海が2.94%下げたからです。東京は少しだけ0.8%しか下げていません。これで上海は2500ポイントを割り込みました。
このせいなのか、原油が70ドルを割り込んでいます。北海ブレントも80ドルを割っています。中国経済の減速で、原油需要も落ち込むと見ての判断でしょう。
これが中国のGDPの伸び率です。先進国の我々からすれば、6.7%の伸びはすごいことなのですが、かつては10%で伸びていた国が6.7%ということは急ブレーキがかかったことになります。
さらには、この数字が対外的に操作された数字であることは90%以上の確率で当たっているでしょう。本当の数字は2-3%割り引いて見ないといけないのかもしれません。となると仮に3%台の成長率なら、もう「減速」を超えて「停滞」になるのかもしれません。
リーマンの後で世界経済を立て直したのは中国でした。財政出動で、各地を再開発してビルを建てた。しかしそれも空き家のビルが多い。場合によっては街全体が空き家状態のところもある。「器作って魂入れず」ではなく「街を作って人を入れず」では、街の活性化はなく、お金も回らないので、ゴーストタウンですよ。
その後には何が残る? 借金だけでしょう? 外貨はどんどん逃げていき、海外不動産を買う、特に日本やアメリカなどの物件を買うのに使われた。それでお金の逃避に歯止めをかけるように規制した。すると今度は投資先のハワイやロスでの住宅市況が悪くなる。
これが住宅建設業者の株価のイメージ? 住宅メーカーの’株価が今年1月に比べて31%も下げています。すでに今後の見通しが悪いという証です。
アメリカの農家は悲鳴を上げているが、ブラジルの農家は左うちわだそうです。トランプ政権による中国製品向けの課税措置に対抗して、中国政府は米国産の農作物に関税を課し、その中には、金額ベースで米国最大の輸出農産物となる大豆に対する25%の関税も含まれています。米国の農家は、昨年だけで120億ドル相当の大豆を中国に輸出していたのです。中国では養豚に大豆が必要で、「アメリカがダメならブラジルよ」で、ブラジルから買い付けを開始、中国向けに輸出した大豆は金額ベースで、今年1月─9月に前年同期比22%増へ急増したのです。そこでブラジルの農家は大儲けをしたと。
昨夜は、テレビ東京で月曜日から始まった「ハラスメント」を見ていました。唐沢寿明が主演の経済ドラマです。さすがテレビ東京、この手のドラマは得意です。セクハラにパワハラ、今や日本でも上司や会社が訴えられる時代です。
偶然かもしれませんが、今週のフジの月9「スーツ」もセクハラがテーマでした。
秋です、まさに秋です。それにしても暇ですよ。そういう中、自分に何ができるのか? 来てくれたお客さんをハッピーにして帰すこと、それだけです。
昨日最後のお客さんは、元バックヘッドの顧客でした、ウニをたくさん食べていて、最後の仕上げもウニでしたが、メインとペルーがあったので、試食をしてもらい決めてもらいました、面白いことに奥さんはペルー、ご主人はメインだったので、1かんずつにして出しました、デザートもサプライズでバニラアイスにうにを乗せて出してあげました、この驚きに大変感動されたようです。カツオの1本釣りと同じですよ。1日、数人のお客さんしかこうした対応はできません。昨夜は暇だったので、6コースのおまかせのお客さんにも10コース出してあげたし、喜んで帰ってもらうために、自分に何ができるかを考えています。店を支えてくれるのは、お客さんですからね。
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