車の売買 実話です! レクサス良いですよー。

 私事ですから本当の話です。中古車の売買の参考になればと思います。

売る車は2007年式のLexus LS460です。そして買う車は2011年式のLexus LS460です。

これが2007年式のLS460

2011 Lexus LS 460 Vehicle Photo in Atlanta, GA 30341
そしてこれが2011年式のLS460

 まず、違いは何か? 
1)トランクが自動開閉になっている。(今では当たり前ですが)
2)リアのテールライトのデザインが少し変わっている。
3)リアビューのカメラが付いている。(今ではホンダ全種に付いています)
4)ナビゲーションが付いている。(これも今では当たり前ですが)
この4つなわけです。結局、いくら高級車でも年式が古いと、その時は最新装備でもどんどん、車は進化しているわけで、陳腐化します。
それも装備価格もどんどん下がっていきますから、高級車の特権だったものが、一般車に普及していくわけです。

 そういうわけで、私も今回、今では当たり前のナビとリアビューカメラの付いた車に買い換えたいと思っていたのです。
 まあ、運よく、この2011年は4年落ちですが、マイレージが2万7千しか走っていないのです。前がおそらくリースであまり乗っていなかったと推測しています。
 面白いことに、同じ2011年式でも49000マイルの車があり、これは$36900です。そして2013年式の新型(今の型)では3万マイルで$59000になります。
従って、この4年落ちはなかなかお買い得であると私は思っています。他のレクサスのディーラーとも比較しましたが、この車がベストでした。価格は$38900!
 車もゴムやプラスチックを多用していますから、やはり年を経ることに古くなり白くなるとか、耐用性が落ちてきます。ですから私は10年以上経過した車には乗りたくないのです。
 今の2007年式も昨年あたりから、サイドのプラスチックが暑い日にネチャネチャしてくるのです。そして皮シートやその周りが白くなってきていますから、買い替え時なわけです。

 さて売る方ですが、この2007年式をレクサスのディーラーでは17000ドルで査定しました。私は最低で1万5千、最高で2万を考えていたので、悪くない数字でしたが、CARMAXに持ち込んで査定してもらうことにしました。
以前に2回、CARMAXに持ち込んで、同じようにディーラーよりも高い査定を得ています。そして今回のこの2007年式の査定はずばり2万ドルでした。この3千ドルの違いは大きいですね。

月曜日にCARMAXで車を売り、その足でLexusに行き、車を買うことに決定しました。

この2007年式、当時の新車販売価格が7万ドルです。そして4年落ちで知り合いにオークションで落ちしてもらい、確か3万5千ドルで買ったと記憶しています。
高級車の場合、単純に1年で1万ドル程度の値打ちが下がると思ってください。レクサスなら7-8千ドル。キャディラックやベンツならもっと下がるでしょう。
そして4年乗って(まあ4年間でわずかに2万8千マイルしか走っていませんが)、2万ドルですから、年間5千ドル分、値打ちが下がったと考えましょう。
そうすると、毎月416ドルが消えたことになりますが、これを新車でリースすると6-700ドルでしょうから、まあ買うほうが得策だったのではばいかと思うわけです。

自営業ですから、「会社の経費」と思う方もいるでしょう。もう1台のSUVは会社名義でリースにしています。会計士に言われたのは、商用目的でないとダメということで、セダンは経費にできないのです。トラック、SUVはOKということです。

 なんだかんだと、これでLexusのLSを買うのも3回目になりました。最初が2002年のLS430、そして2007年、今回が2011年です。
 決して新車は買わない。3年落ちの中古車が一番値打ちがあるとクラーク・ハワードがいつも言っていることです。3年なら内装の新品です。4年落ちでも綺麗でした。

2013 Lexus LS 460 Vehicle Photo in Atlanta, GA 30341
 これが今の型のLS460ですが、意外にも中古車市場に出回っていません。そしてまだ5万ー7万ドルの間なので、高くて手が出ません。
 というか、前の型は良く売れたと思います。今回の型はあまり売れていないのではないかと思います。
 その理由としてこういう車を買うまたはリースする層は、テスラに移っているか、欧州車に流れているのかも知れません。
2013 Lexus ES 350 Vehicle Photo in Atlanta, GA 30341
 これがESですが、はっきり言えばLSとESに余り見栄えの違いがないことも原因で、フラッグシップのLSのデザインが今回はあまり良くなかったと言えるでしょう。ESは溢れんばかりに売れています。これが新車で買えば37000ドルからですから、LSの72000の半分で買えるわけで、装備・内装に大きな違いも見られないのがLSが売れていない原因ではないかと思います。
 以前にショールームで内装の比較をしましたが、LSもGSもESもほとんど同じように見えました。つまらないわけです。ここに悪い意味での「トヨタらしさ」が出てきています。
 トヨタ、無難でつまらないのです。だから万人受けして売れるわけです。不細工でも安心の証みたいなものですからね。
 それでも「いつかはクラウン」が私の心の中にあり、かつてサラリーマンの時代に、メーカーさんの重役や社長がクラウンに乗っているのを見て、「私もいつかは」という夢があったわけです。
 それがあるから、このLSに愛着があり、乗るんだと思いますね。高級車に乗る満足感があります。堂々とした走り、静かな室内、V8エンジンのスムーズな走り、やはりそのメーカーの作る最高のものというのは、それなりに良いものなのです。 終り

Comments

Popular posts from this blog

実録 詐欺物語

お気の毒 2月1日(水)

むかつき 5月24日(金)