週末往来

IRSの件が片付いた。IRSは国税庁にあたる機関であるが、前にも書いた2年前の投資信託売却にかかる利益を追求してきた。その額が1万1千ドルなどで会計士に相談し、ブローカーから書類をもらい2年前の税務申告を修正したという次第。結果的には利益を生んでいたわけではないので、そのまま払わずに済むようで一安心。

一発博打、投資信託の20%分を買うことにした。これはおそらく8月2日までにはなんらかの形で米国債務問題が片付くという楽観的な予測に基づく行動。こういうのをゲームと呼ぶのではないか?場合によっては、株式は30%近く下がるといわれる中で、逆の行動に出る。そしてそこに利益が生まれるのではないか。下がったらどうする? また買い増しするだけの話。

52度のウェッジの扱い方が分かった。50で落とす。これはピンまでの距離を100としたら、ちょうど50、すなわち半分あたりの地点に落とすと、あとはランでピンそばまで転がっていくということ。これが60度のウェッジはまた違う。私はこれまで寄せをすべて60度で行ってきたが、今後は52度に切り替えていく。上げて寄せるよりも転がして寄せる方がピンに近づく確率が高いという今日の実験結果からのデータである。

カイロに行ってきた。といってもエジプトに行ったわけではない。カイロプラクテックである。前にもカイロには行ったことがあるが。ただ今回の先生は少し違う。体の各部は神経でつながっており、それはPCにつながれた線のようなもの、また家の照明などの電線と同じと思えばいい。それが何かの不都合でつながらないから体の各所が機能せず、痛みを伴うことになる。それをつながるようにするのが彼のカイロ療法である。これをSelf Actualization Kinesiologyと言う。日本語でいえば自己表現の運動学になるが、当然、骨のボキボキもやる。痛みのある箇所ではなく、そこにつながっている箇所を直すところが気に入ったということ。次回は2週間後であるが、どの程度の回復をしているか楽しみである。

50才を前に体に相当のガタが来ていると推測する。それは過酷な労働からくるもので、これまでは「若いからやれる」と思っていたが、さすがにここに来て用心をするようになっている。しんどいときには寝る。テニスなどの激しい運動を避ける。ゴルフはそういう面ではゆっくりスポーツなので、アキレス腱を切る、肉離れを起こすなどのリスクが少ないと見ている。カートに乗っても歩くことに違いはないし、坂もあるのでそこそこ歩いていることになる。ただ腕前が上がるとあまり歩かなくなることは確か。

アップルコンピューターは金持ちの会社で、米国政府よりも現金を持っているという話がある。7月28日の時点で米国政府の現金は$73.8Bあり、アップルは会計報告によると6月末の現金残高が$76.2Bもあるという。

現在1640万人が失業している米国であるが、この失業率は簡単に回復しそうにない。その理由の1つはGEやNCRのような生産性の高い製造業しか米国には残っていないからで、単純作業をするような製造業は皆中国に移ってしまったためである。教育の崩壊から言い方は悪いが、低脳な労働者が多い中、彼らを雇用できる会社が少ないというのげ現実の問題といえる。

米国民の実に50%が税金を払っていないという事実がある。これは少なくとも2010年4月の時点で正しい。ただ正確に言えば連邦に支払う所得税を払っていないということ。これは別に低所得者で所得が2万ドル以下だけの人に限ってのことではない。2009年のデータでは47%が、08年は49%が07年は38%が払っていない。年収5万ドルの世帯で子供が2人いると連邦税を払わないで済む、それは控除などからくるものである。

現実として米国債務は拡大し、このままでは破綻に向かう。それを食い止めるまたは遅らせるためには、税を徴収しないといけない。その一番の方法は売り上げ税から取ること。たとえば現在売上税がアトランタ市で8%ならば9%にしてその1%を連邦に収める。これはすべての人、米国人も外国人も不法滞在者も合法滞在者も含め、すべての人から平等に税を徴収することになるので公平である。

当然、金持ちはより多くのお金を使うので、多く払うことになり彼らも納得するであろう。それは税率としては金持ちも貧乏人も同じ1%であることから。現行では金持ちが多額の税を払い、それで享受しているのは貧乏人という図式である。これは不公平極まりない。

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