アトランタの犯罪情報
今日は目立ったニュースもないので、アトランタ市の犯罪についての情報の要約です。 市は昨日、犯罪防止に関するミーティングを行いました。実際に被害に遭った人を呼び、その悲痛な訴えを聞いたというものです。特に南部において犯罪が増加しています。空港付近のCascade Rd.あたりがひどく、すでに5回も強盗や物取りに襲われた人もいます。 07-08年のデータによると、市の犯罪件数は4%増加していますが、そのけん引役は住居不法侵入などによるものです。強盗が14%増加、車両盗難が14%増加しています。 警察ではコミュニティ間での連絡を密にし、犯罪防止に役立てようと電子メールなどで情報交換することを推奨しています。ただ、これだけの不景気の中、ブルーカラーが真っ先にレイオフされ、やることなし、お金なしでは一番早い稼ぎである犯罪に手を染めてしまうのでしょう。 話は変わりますが、GAの北Daltonでは、失業率が11%を超えました。これはテキスタイルの街で主にカーペットが産業であることから、住宅市況の悪化を受けているものです。 昨日のCNBCでは、住宅専門家の意見として、09年の住宅販売は08年に比べ減少、10年が良くて横ばい、11年にようやく上向くのではないかという推測をしていました。ということは、この影響を受ける建設素材、家具、TV,車などあらゆるものの回復は10年以降となりそうです。 まさに冬ですが、小さくなったパイを食い合いするしかないですね。まあ、単純に考えてビジネスの世界では、成長過程を除いて「皆勝ち」というのはないわけで、どこかが上がればどこかは下がるというシーソーのようなものです。 上がる方の席に座りたいですよね。