よく眠れた夜 7月6日(水)

 Seis de Julio (Miercoles)

 まともに睡眠時間を取れたのは数カ月ぶり? いつから夜に数回起こされる生活が始まったのか、たぶん3-4カ月前ではないかと。昨年の今頃はまだ階段の上がり下りもできていたはずで、急激に年を取り、体力が落ち、おむつを付けるようになり、夜中に我慢できないようになったので、夜の散歩が始まったのではないかと。1カ月以上を1回のリビングルームの床で寝たこともありましたか。そしてまた2回に戻り、最後の2か月は一晩で3-4回の外出しでした。老人介護の大変さを約半年近く体験したことになります。昨日は動物病院の前で待ち合わせ、中に入れて私は店に戻りましたが、家族は最期を立ち合いました。安定させる麻酔のような注射、そして白い液体を注入すると、すぐに眠りについた、永眠したそうです。そのままの状態で連れて帰り、ベッドに寝かせましたが、まるで眠っているようでした。死後は軟かかったのが2時間ぐらいで死後硬直になり、固まったままです。安らかに寝ているような顔をしています。この子は美人さんでしたからね。まもなく埋葬です。

テスラはもう世界1位のEVメーカーではないそうです。このBYDモーターという中国の会社が生産台数では1位です。なんと乗用車だけではなく、バスやトラック、鉄道車両まで作っています。巨大なる会社でしょう。バフェットのバークシャーも力を入れているようです。

デシャンボー、PGAからLIVへの移籍で$100Mを受け取ったという噂ですが、あくまでも推定値です、$100-$125ではないかと記事が出ています。先週のトーナメントでは10位で56万ドルを手にしています。本人は「詳細は言わない」と語っています。


Top 5 Banana Ball Moments - The Savannah Bananas - YouTube 今、話題の野球チームは、ここらしい。毎試合のチケットが完売するのだそうです。サバンナ・バナナズです。マイナーリーグ以下の地方の野球チームでしかないのです。これを買った男のマーケテイングですよ。4千の席が埋まり、ドリンクとフードで儲ける、これは野球ではなくエンターテインメントだと。こんなビジネスもあるんですね。

乱高下の市場です。朝方700ポイント下げていたダウ、リセッション入りを懸念しての下げ、それが最後は129のダウンで終わっています。ナスダックは逆に上げて終わっている。ビットコインは2万ドルの攻防戦です。為替は135.40円。ゴールドは1760ドルまで下げています。原油もリセッション入りで需要が減ると大きく下げ昨日は100ドルを割りこんでいました。ウクライナ情勢よりもリセッション入りの方がインパクトが強いということです、これで潮目は変わるのか? 10年物国債でさえ2.82%まで下げているのです。株はアジア全面安、欧州は全面高。そしてNYのプリマーケットは軽く下げています。

 私はアメリカのインフレからくる景気後退もそうですが、世界一を狙う中国のバブル崩壊での世界ミニ恐慌みたいなのが来てもおかしくないという見方です。それを巧く?先延ばししてきて避けてきたように感じるのですが、最後はクラッシュするしかないでしょう。特に過剰な住宅投資のツケは払わないといけない。完成しても誰も住んでいない高層アパート、建設途中で止まったビル工事など、山ほどあるのでは?それを覆いながら前に進んできているのでしょうが、最後には化けの皮が剝がれると思うわけです。アメリカのようにある程度の地盤がしっかりしていて、それも「見える化」が進んでいれば分かりやすいですよ。共産圏の国は怪しすぎです、裏で何をしてるか見えないわけです。

金利が下がれば住宅ローンの金利も下がる、30年固定の平均が5.84%から5.74%に下がっています。実際の金利はもう少し安いはずです。


仮想通貨のブローカー、ヴォヤージが会社更生法の適用を申請しました。この業界、淘汰の時代に入るかと。私は過去2か月、ロビンフッドで運用している仮想通貨の実績を見ていません。見る気もしないですよ、大赤字なのは明白ですからね。塩漬け何年?柿八年? そんな感じですよ。50%以上の下落ではないかと思いますね。

銃規制法案が通っても何も変わらないアメリカですよ。その理由は明白で、そこに銃があるのだから。新規の購入を規制しても既存の銃は巷にあふれ、ブラックマーケットも当然あるでしょうし、軍からの横流し(紛失したということで)もたくさんあるはずです。これをググってみましたが、年間に1900だそうです。それでその追跡しているか?まあ、無理でしょうね、始末書を書かされて終わることかと。この数字には盗難も含まれています。


蒸し暑いアトランタです。午後5時から7時の間に雷雨があるでしょう。昨夕は晴れていたのに雨が降っていました。

今日から3日間は最高気温、94度です。気になる日曜日は下がって88度です。


 昨夜は、同じ柴犬の老犬を持つA子さんが閉店間際に店に来てくれ、酒を飲みながら慰めのお通夜していました。自分も同じ境遇を迎えるはずで、来ると予感していました。まあ世間話もしたのですが。その中で気になった記事を読んだのでその説明もしていました。

 それはかつて、プラザ合意の後で、日本の食料品企業が安い労働力を求め、中国に進出し、「日本品質、日本仕様」で指導しながら物を作らせたわけです。その一例が甘エビで北欧かカナダで獲れたものは直接日本に行かず、中国に入る。そこで皮が丁寧に剥かれ、背が開けられ、そして尾は残す、それもトレイに軍隊の整列のように真っすぐでないといけない。尾は開いていないといけない、そこまでの規定があったそうです。

 そうして鍛えられたのが中国の工場です。やがて日本企業なしでもやっていける状態になる。すると独立などして下請けではなくなるのです。それが今度は対等になり、やがて主導権まで握られてしまうわけです。輸入に頼らないとやっていけない国、それが日本です。そこを見透かされてしまう。かつては日本企業がコントロールしていたものが、逆に中国企業にコントロールされる時代になりつつあるというものです。

 今や弱者国日本ですよ。国際競争力でも負けるから、エビやカニの買いつけで負けているのが現状です。日本は相変わらずのデフレで価格が抑えられているとしたら、高値で買ってくれる他国に売るでしょう?そういうのもあるんですよ。だから日本の農水省は食糧自給率を上げる努力をしないといけない。そして企業は給料を上げる努力をしないといけない。

 どうして給料が上がらないのか、安いのか? デフレで耐えてきたからではありません。労働生産性が日本は低いからです、そこにすべてがある。日本のサラリーマンが普通にサービス残業しているんですよ、お金ももらわないでただ働きして会社に滅私奉公しているんですよ。それはアメリカでも同じ、駐在員は日本の本社の勤務時間や営業時間に合わせて仕事をしているのです。それで今なら会議が朝の8時からあると東部時間では夜の7時ですから、そこまで会社に残っているわけです。日本人、会議好きですからね、でもそのほとんどは意味がない。トップに権限があり、決断する力があるなら命令してそれで終わりですよ。こうして日本人はみんなで決めて、みんなで責任を取る。そんな風潮で労働生産性が上がるわけがないのです。従って給料は上がらないのです。残念ですけどね、発想を転換するしかない、欧米に並ぶにはですよ。やってることは高度経済成長期の60-70年の時代と何も変わっていないのでは??? あれから半世紀、だから日本は取り残されたのです。

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