戦争はウクライナだけではない 4月19日(火)
Diecinueve de Abril (Martes)
ウクライナと並行してニュースになっているのはイスラエルです、毎度お騒がせしています、パレスチナ問題です。これは永遠に続く、そこにメッカがある限りです。ビルを破壊するミサイルもイスラエルの得意技で、1年前には200人を殺害してますが、それでもイスラエルだから? 戦争犯罪とは言われていない。これも不思議な話ですよね。
そんなことはお構いなしで、店は戦争、忙しい。これはビジネス戦争です。月曜日なのに満席になる店です。常連さんが通ってくれるわけです。企業の接待もありました。明日は20人のパーティが入っていて、ご近所のフランス人の依頼なので大人数ですが、断らずにやります。あらかじめ、メニューが決まっているからできるわけです。金曜日は日系企業の11人のおまかせディナーも受けましたが、待てよ、その日は確か4人か5人のおまかせもあったはず。これをどうこなしていくか、今から考えます。まあ、そんな感じで、4月の最後の追い込みです。
EVメーカのRivianのCEOが迫りくるバッテリーの不足を警告しています。
バッテリーに欠かせない、リチウム、コバルト、ニッケルなどが高騰しています。そしてロシア制裁から禁輸するところが多く、他の産出国から提供を受けるわけですが、それが奪い合いになる、それで価格も上がる。当然ですよ、需要と供給の関係です。需要が高いなら値段が上がる。セメントもそうで、日本ではマンションが立たないとまで言われています。鋼材=鉄筋の値段が上がり、コンクリートの値段も上がり、それがマンション価格に反映されるのです。コンクリートの材料セメント、これをコンクリートにするのに石炭を使いますが、その45%がロシアからでした。これを禁輸にしたので41%シェアのオーストラリアから買うか、11%のインドネシアから買うしかない、ここで値上げが起きているわけです。ロシア一国の制裁で、世界中が振り回される。プーチンは笑っている、資源国を敵に回すとこうなるんだよ。我慢比べはどこまで続くのか。やはりトヨタのミライですね、燃料は水素です。
昨日の予想はだいたい当たりました。最初下げ、中で上げて、最後に微下げ。今日は特に大きなニュースがなければ、微上げで終わるのでは? 仮想通貨は上げています、1週間ぶり? 為替は問題です、円は128.24円まで売られています。売られているのではなく、嫌われている? このままでは130円は通過点になります。値上げしたばかりの輸入品がまた値上げになります。物・資源のない国は惨めですよ。ゴールドは反落し1981ドル、原油も反落106.83ドル、10年物国債の金利は2.884%で2.9%に近づいています。まあ規定路線です。ベンツは、EQSのSUV版をアラバマで生産するようです。かつてジュラシックパークの中で使われたMクラス、それが作られたのがアラバマ工場でした。「アラバマベンツ」と呼ばれ、欠陥車でした。そのためベンツはMクラスを廃盤にした。そしてGクラスと呼び名を変えたわけです。コロナの数字、その前にTSAは空港でのマスク着用はしなくて良いと発表しています。あとはもう自主マスクですね、自分で判断してするしないを決める。新規感染者の1位は依然として韓国ですが、11万9千人まで下げています。2位がフランスで11万6千人、3位がドイツで9万人です。死者は1位アメリカで444人、2位ロシア250人、3位が英国で234人になっています。今日の東京は確か3千人台だったのでは?それでも全員マスクの東京です、窮屈ですよね。
スペインの村が名前をウクライナに改名し、移民を受け入れています。移民の受け入れの半分はポーランドですが、同じEUとしてこうした受け入れは有難いのでは?
北部では雪の降っている場所もあるそうです。
今週土曜日には早くもプロムの前の予約が入りました。高校生の最後のイベントですかね。相手を探して出かける、そして食事してダンスパーティーに行く、アメリカの高校の儀式です。皆さん、正装してリムジンを借りていくのが常だと思います。8人の予約ですが、予算はないので、少しだけ食べて、さっさと帰りますからお金にはならないですよ、しかしプロムの前の食事を提供するというのはそれに参加するようなものです。初々しい大人になりかけの子供がきれいに着飾って店に来るので、他のお客さんもじろじろ見ますしね。アメリカ人の女性が一番きれいな時期、それが18歳のプロムのころです。ここがすでにピークなわけで、そこから劣化が始まると言っても過言ではありません。日本なら24歳がピークでしょうか。かつて「やまとなでしこ」というドラマでは、24歳までに結婚しないと、25になれば、売れ残ったクリスマスケーキと同じだ、みたいな表現があり、そこから値崩れが始まるようなことを語っていたシーンがありました。ところが今では30歳でも値崩れしない、もう値札がない状態です。40歳でも独身はたくさんいます、時代は変わったのです。離婚も当たり前、再婚も当然のこと、良くも悪くも日本はアメリカの背中を追います。学校でのいじめもそう、社会の二極化もそうです。
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