タイガー効果 4月8日(金)
Ocho de Abril (Viernes)
日本でマスターズを見ていると真逆に近いので、昨日は終わりが夕方4時ぐらいでしたか、ということは朝の5時まで見ないといけない。普通の人には無理でしょう。今日は1時40分のスタートなので、終われば土曜日の朝になるわけです。彼が動けば人も動く、金も動く、視聴率が上がる、チケット代も跳ね上がる。ものすごい経済効果です。事故からまた14カ月ですか、凄い回復力に世の中が賞賛しています。スーパースターとはそういうものか。ここまでの経済効果を1人で作り出す人もなかなかいない。 昨日は最後に上げて終わった相場です。今日も良いかと。
仮想通貨はまちまちで、ビットコインは下げていますが、イーサリアムは上げています。為替がまた円安、124.15円まで下げています。ゴールドは1936ドルですが、たぶんこの為替の影響?日本ではゴールドが最高値を更新しています。原油は落ち着いて96.30ドル、10年物国債の金利は2.677%と高い。株はアジア上げ、欧州上げ、そしてNYのプリマーケットも上げています。
昨日、簡単に600ドルを超えたコスコの株価、終値では608ドルでした、最高値更新。売り上げが18%も伸びているらしです。昨日はコカ・コーラも上げて最高値更新。こうした消費関連が軒並み伸ばしています。
さてマスターズ、日本勢は松山と中島がEで19位タイ、金谷が+3で60位タイです。今日のカットラインはまだ出ていませんが、+1あたりになるのか。約50人程度が決勝に残れるわけです。今日は芝生が乾き、グリーンがより早くなります。ここでどうなるかでしょう。
コロナの数字、ついに死者数で米国が2位になっています。不名誉な1位になったのは英国で576人が死亡、米国は536人でした。3位はロシア317人です。新規感染は依然として韓国が1位ですが、24万人まで下げています。以下ドイツ、フランスです。中国、上海の昨日でしたか、感染数が1万6千人と過去最高だったようです。これでは1週間のロックダウンが2週間になりそうで、フェイクの通行証を発行してもらい、それで外出して買い物している中国人がたくさんいると報道になありました。
この前、政府専用機で20人のウクライナ人が日本に来ましたが、これからどんどん受け入れるようで、これを「国際化の良い機会」だと捉えれば良いのではないかと。アジア系が増えるよりも白人系が増えた方が国際化っぽい? 日本語になるのか英語になるのか分かりませんが、共用語が英語になるなら、日本人の英語レベルも少しは上がるかと。私も帰国して教えようかなあ、「TAKAの実践で話せる英語」、サバイバル英語ですからね、私の場合は。スペイン語もそうです、サバイバルスパニッシュです。まあ、思うに語学の前に人にどうアプローチするかなんでしょう。
理想と現実を埋める為の逆転戦術~リーダーへの道を切り拓く(中谷 彰宏氏) - YouTube
このおっさんの講演、なかなか面白いですね。関西人というのもありまして、ジョークが入って面白い。でリーダーとは? それは判断力と決断力の違いだと言うわけです。例えば物事があり、賛成6で反対4の場合、マネージャーなら6を採用する、それは判断力だそうです。リーダーとは、賛成が8で反対が2の場合に、2を採用し推し進める、それが決断力なのだそうです。
この中谷さん、大阪は堺の出で、早稲田に入り、毎月100本の映画を見ることを課し、4年で4千本の映画を見たそうです。入った会社は博報堂で、テレビやラジオのCMの演出をして7年後に退社、自分の会社を立ち上げています。就職手引書の「面接の達人」がベストセラーに。出版した本の数は900くらいあるとか、自己啓発セミナーの天才でしょう。その軽快な話し方はプロですよ。そして物知り、映画からの引用が多い。何かに特化するということは自分の芸を助けますね。95年まで日本にいたのに、まったく知りませんでした。最近はGlobisのセミナー物をYouTubeで見て勉強?しているので分かったわけです。まあ私のようなゴーイングマイウェイの人間には必要ない人です。
だいたいセミナーに通うような人は個性がない、何か得たいと思っている、そのモチベーション探しに来ている。または企業が幹部を育てるのにそういう人を招いて、セミナーする。その昔、エスペランサにいたときも住友ビジコンの研修を受けたことがありますが、今思えば金の無駄使い。ワンマン経営の会社ではなかなか幹部が育たないので、経営者はいらいらして、そういうセミナー物に金を突っ込むわけです。しかし普通のサラリーマンからは「逸材」というのは出てこないわけです。
年商100億未満の会社の社長の大半の悩みはここにあるのでは? まず、優秀な人材が入ってこない。例えば六大学を出れば、一部上場企業などに入るのが当たり前で、中小企業に入る奇人はいないはずです。中小企業に入るのは地方のろくでもない大学という名前がついただけの学校を出たような人間ばかりです。その中から逸材が出るとは思えないわけです。ここですでに差がついている、大企業と中小企業には。そこに日本の格差社会があるのでは。しかし今はそうでもない。やる気になれば、できるわけです。まあ国内にいてもダメですけどね。レストラン経営など、特にそうで、違う技術が技能が採用されます。
モリモト、あの料理の達人のモリモトマサヒロは、広島の出ですよ。たぶん、広島市内だと思いますが、崇徳という一応野球では有名な私立高校です。こんな高校、賢い人は行かない。バカの集まりですよ。ただ甲子園に行きたい人は行くでしょう。彼はその野球部の補欠でしかなかったわけです。それがたぶん高校を出て大学にも行っていないでしょう。料理の世界に入り、渡米し、どういうわけがNOBUのNYのシェフまで上がり、料理番組に出るようになりスターになっていく。そしてスポンサーがついてフィラデルフィアにモリモトという店が開く、そしてNYにも安藤忠雄の設計の店が開くわけです。アメリカ人で料理好きならモリモトを知らない人はいないでしょう。店のサイトを見たら世界で業態違えど17店舗を経営しています。おそらくパートナーがいて、店を出す、モリモトはレシピとキッチンの教育でしょう。しかし、それは本当に成功しているのか、疑問ですね。有名シェフの店には多くの人が足を運び、そしてテレビで見たからとかで、押しかけるわけですが、実際に満足する人は少ないのでは?もう観光スポットみたいなもんですよ。それでもビジネスとして財を成したわけですから、成功者です。アホな学校出てもやれるという証では?本人がこれを読んだらムカつくでしょう。でも地元広島の人間なら「崇徳?」ですよ。そういう私も県立ですけど、大した高校は出ていない。
明日の朝は冷え込みます。
日曜日の朝も少し冷えます。
結局、私は何が言いたいのか? 「人間死ぬまで勉強」かと。レストラン業やっていてよくこんなYouTube見る機会や時間があると思いますか? あるんですね、最近は通勤時間を使って車に接続して音声だけ聞いています。前は音楽を聴いていましたが、今はこうしたセミナーを聞いています。まだまだ時間は無限大にあるわけです。
「時間がない」という人は「時間の使い方が下手」なんですよ、私はそう思いますね。優先順位が付けられない、統合できるものをしていない。同時進行していない。神様が24時間しかくれていない。それでもそれを最大限使える人は、効率よく仕事ができるだろうし、そうでない人はその日にやるべきことが終わらない、持ち越すか残業になる。そしてそれが他に影響するわけです。
アホな学校出ても、社会に入れば同じスタートに立つわけです。ここからどう差をつけるかです。「学ぶのは学校だけで十分、会社は働く場所」と思うのは昔の話、今は会社に入ってから自分を磨いていかないと上に上がれない時代です。一律採用の横並びスタートもそろそろ終わるでしょう。これからは自分を磨いて才能つけて転職して給料を上げていく時代です。能あれば誰かが採用してくれます。この前あるゼネコンの人と話をしていたのですが、60歳で定年はまだ生きているそうです。そしてそこから再雇用契約が始まる、そして給料が2-3割下がるそうです。こうして会社に残る人は能力のない人で、能力ある人は定年前に辞めて他の会社に2-3割アップで採用されるのだそうです。能力あって仕事ができる人は、引く手あまた、すぐに採用されます。一方、何も能力のない人はどこにも行く先がない、従って会社の指示通りに減給で再雇用されるしか道がないのです。当たり前のことですが、あまりにも終身雇用に慣れてきた日本人には受け入れられないのかも。しかし、それが世の中の常識です。だから死ぬまで勉強、自分を磨き、個性を演出して、自分を売り込まないといけないのです。大量生産の金太郎飴はもう要らない、それは機械の仕事ですからね。
皆さん、良い週末を! 日曜日はオーガスタまで行ってきます。これが最後のマスターズ観戦になるかも知れません。
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