良いことありでも売り上げダメ 5月22日(火)

Mayo Veintedos (Martes)
 お昼過ぎに、長年の常連さんから電話があり、土曜日に奥さんの50歳の誕生日パーティをしたいという。24-30人ですよ。
 それもメモリアルウィークエンドの土曜日、店は暇になる。こんなありがたいことはない。彼は夕方、店に来て打ち合わせ、込みの1400ドルになりましたが、あとで電話してきて1280ドルになりました。まあそれでもいいわけです。
 そして少し予約があったので期待していた売り上げですが、アウト。私は8時からビール飲んでいました。

 それにしても忙しい。ジャパンフェストが9月15-16日、10月が商工会のソフトボール大会。これに向け何が新しいものを考えていて、そのサンプル作りがあります。
 ジャパンフェストのマンネリ化をここで止める?ために、今年はメニューを大きく変える予定にしています。これが当たるのかどうかは知らないが、たぶん受けることでしょう。そう期待して作っています。他のテナントができないものを出す、これが大事かと。

 試合1日前にコーチから「監督にどうしたら試合に出せるか聞いたら相手のQBを1プレー目でつぶせば出してやると言われた。『QBをつぶしに行くから使ってください』と監督に言いにいけ」と言われた。
 まあ結局は辞任した監督の指示であったわけです。サッカーでもありますよ、分からないように反則をする。バスケもそうでしょう? まあその度合いの問題です。ボール持っていない選手にぶつかるのはおかしい。この選手これで一生潰れるかもしれません。

 数字だけは絶好調のアメリカ経済? とんでもない、先の見えない薄氷の上を歩いていますよ。少なくとも私はそう思う。
 「ドルは年末までに約5%下落する見通し。米国が抱える双子の赤字悪化に市場の関心が戻り、米国債利回りの上昇が止まるため」、ブランディワイン・グローバル・インベストメント・マネジメントが指摘しています。
 これは前から言われていたことです。米国経済の中身はガタガタ。減らない赤字は昔も今も同じですよ。日本も同じ、財政赤字は減るわけない。それでも世界3位の経済力を持っている。
 この前の記事では、貧困層の自動車ローンのサブプライムがやばいらしい。それとクレジットカードの破産なども問題だとか書かれていましたが、忘れました。
 ともかく、米国経済が良いというのは、見せかけの数字だけです。経済が成長するためには、伸び続けなければなりませんが、そうはいかない。
 アトランタでいえば、これだけの住宅がビルが建ち、ホームデポは潤った。しかし今年の第1四半期でもう止まっています。
 これは野球でいえば、ホームランだったわけです。ホームランを打った後の塁に走者はない。またヒットを打って塁に出ないといけない。
 少し前まではヒットを連続して打って、塁に走者がいて得点圏だったわけですが、さすがにもういないでしょう。また新しいヒットを打たないといけないが、厳しいと思います。

 富裕層とは何か? 日本でいえば金融資産から負債を引いた純金融資産が1億円を超える人だそうです。だいたい年収が2-3千万円の人が該当するそうです。
 国際的にも純金融資産が100万ドル以上だそうで、カウントすると日本には282万6千人だそうです。
 ちなみに米国には、1355万4千人もいます。単純にアメリカの人口が日本の4倍?とすれば1130万人ですか、それよりも多いことになります。
 ただ簡単な数式では無理なのです。アメリカの場合は貧富の格差がさらに広がっていますから、極貧もいれば特上の金持ちもいます。
 日本にも最近、IT長者や会社の上場で超のつく富裕層が増えてきましたが、その反面、年収が200万円以下の貧困層はどんどん増えています。

 昨日の朝、Tシャツを取りに印刷屋に行きましたよ。オーナーのケビンは韓国人です、もう付き合いは長く15年になりますかね。
 娘の写真があったので、そこから話が始まりました。2人の娘はどちらもGAテックを出ています。
 上の娘が、3年前に卒業し、運送のUPSに入りました。初任給はわずか4万ドルだったそうです。それが現在25歳ですでに12万ドル取っているそうです。税金引かれても手取りは8万ドルもあります。下の娘は今年卒業し、しばらくは遊ぶそうですが。
 日本では、損保、銀行、商社で30歳を超えて6桁に行くのでは?まあキーエンスのような会社は確か20代後半でも1千万円を超えるはずです。
 そう考えると25歳で6桁というのは日本では考えられない給料です。日本のUPS,ヤマトが25歳のエリート社員?に1千万円払うでしょうか?
 これもアメリカ、エンジニアでGAテックを出ると6万ドルか7万ドルから給与が始まるそうです。
 アメリカの大学、入るのは簡単だが、出るのが難しい。日本や韓国の大学は入るのが難しいが出るのが簡単。そして会社に入って即戦力となるのがアメリカの大学を出た人。日本の大学を出て会社に入っても養成される期間が長く、即戦力とはならない。
 実に面白い話だと思いませんか?だから、アメリカは「チャンスの国」だと言われるのかもしれません。
 そしてGAテックを出なくても、汗水たらせば、5万ドルはくれる。そしてオーナーになって働けば、6桁は簡単にもらえるというもの。


 昨日は降らずに済みましたが、今日は降りそうです。

 アメリカ、金を稼ぐには最高の場所ですよ。しかし老後を考えると住みづらい。医療の面では問題を抱えています。世界一の国は医療費も世界一です。

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