今日の出来事から 5月20日(水) アー情けなやー!

 何ですか、昨日の夜のビジネスは? 閑古鳥が鳴く寸前でした。一瞬、混みかけて、そこで終り。雨の予報が外れたことは良かったのですが、売上予報まで外れては「アー情けなやー」という言葉しかありません。
 今日からNAB,東のファイナルでアトランタがクリーブランドと戦いますが、今夜の予報は??? 分かりませんが意外と混むかも?と思いながらも慎重に行きたいと思います。

 先週から売上悪いときの行動をしていまして、まずトイレの床ふきをしました。普段は従業員がモップで拭くわけですが、壁との間にゴミがたまってしまいます。それが目立っていたので気になっていました。土曜日でしたが、綺麗にふき取り、感じが良くなりました。
 昨日は半年ぶりのカーペットクリーニングでした。もちろん、自分でやります。今回の黒いカーペット、大変良い! 良いというのは、汚れが目立ちにくいということです。それでもスチームバキュームで汚れを吸い取ると、泥水のように出てきます。
 これで、カーペットも綺麗になりました。こうして気づいたところはどんどん改善していくわけです。まあ、重箱の隅つつき、その潰しですね。1%の不満足要素でもそれが重なると10%になります。お客さんの見ているところは従業員が見ていないところです。
 私は売上が落ちるとこれをやります。そういうあら捜しは従業員には無理なので、期待していません。それが見えるのがオーナーだと思っていますし、見えるべきであり、発見すべきだと思います。逆にいえば、悪いところが見えなくなったらお終いです。

 パナソニックは、15年度の車載・産業用機器事業の投資について、前年比1.5倍の1650億円を充てると明らかにしました。
 テスラがネバダ州に建設するリチウムイオン電池工場の投資が始まるほか、スペインの自動車部品大手のフィコサ・インターナショナルへの出資など車載関連の投資が増えます。
 もう家電のイメージではないですね。ソニーよりも一足お先に家電から脱却して、収益のある事業にシフトしているのがよく分かります。

 スポーツ医学会が発表した2015年の米フィットネス指数によると、全米で最も健康的な都市は2年連続でワシントンDCでした。2位がミネアポリス・セントポール、3位にはサンディエゴが続きました。
 下位には、オクラホマシティ、メンフィス、インディアナポリスが入っています。指数は、屋外活動に対する選択肢の多様さ、喫煙率、肥満や糖尿病の発症率などから算出。今年は公園へのアクセスが新たな指標に加えられました。  過去30日以内に運動した米国人は1年間で11%減少。糖尿病による死亡率は7.8%増加。毎日十分果物を摂取している人の割合は5.5%低下しました。

  5月18日、マニラにある大型娯楽施設「シティ・オブ・ドリームス」に、米俳優ロバート・デ・ニーロさん(右)や日本人シェフ松久信幸さん(中央)が手掛ける高級ホテル「ノブ・ホテル」がオープンした(2015年 ロイター/Erik De Castro)レストランの次はホテル
 マニラにある大型娯楽施設「シティ・オブ・ドリームス」に、ロバート・デ・ニーロやシェフ松久信幸さんが手掛ける高級ホテル「ノブ・ホテル」がオープン。マニラのノブ・ホテルは321室を備え、松久シェフの創作料理も楽しめるそうです。

 連邦取引委員会(FTC)は、親族運営の慈善団体4団体が、がん患者支援の名目で2008~12年にかけて集めた寄付金1億8700万ドルを流用してぜいたく品の購入などに充てていたことが分かったと発表。
 摘発されたのは、がん患者支援をうたう「アメリカがん基金」など4団体。同基金など2団体、残りは乳がんや小児がん患者の支援を装っていました。
 FTCによると、首謀者らは、団体の幹部に家族と共になり、集めた寄付金の約97%を、集金担当者への支払いや自分たちのための出費に充て、がん患者の支援に充てていたのは3%でした。
 主な使い道は、車代や私財の購入、大学の授業料、フィットネスクラブの会費、ジェットスキーでのレジャー代、出会い系サイトの会費、豪華クルーズ、コンサートのチケット代、プロスポーツ観戦などでした。

 史上最高のリコール
 自動車部品メーカーのタカタは欠陥が指摘されているエアバッグについて、米国でのリコール対象をこれまでの倍近い約3400万台に拡大すると発表。米国での自動車関連リコールとしては史上最大規模。
 タカタはこれまで約1800万台の車に搭載されたエアバッグをリコール対象としていました。約3400万台のリコールは、米国で使われている車のほぼ7台に1台に相当します。これまで5人の死亡がこのエアバッグが原因ではないかといわれています。


Atlanta, GA 7-Day Forecast
 今日も暑くなりそうです。売上も熱くなって欲しいもんだ!と嘆きますよ。

 ここ2ヶ月の売上低迷は何なのか? 前に「会社に寿命があるようにレストランにも寿命がある」と書いたことがありますが、13年も同じ場所でやっているとお客さんが固定化してきて、それが高齢化して、レストランも老齢化するという理屈です。
 売上が毎年伸びる時代が過ぎ、安定期に入るというか、1年や2年交代で上げ下げがあります。
 ということで、新しい場所に移り、新規一転で蘇りを期待するのですが、他の業種はどうすれば良いのか。例えばワールド、かつてアパレルの王者のようにいわれたものです。その前にはレナウンがありました。1年に4-500店舗も店を閉めるということは半端ではありません。まず赤字を止めたいのでしょう、固定費の削減ですね。
 しかし、血を止めただけではダメで、手術しないといけない。そして輸血もしないといけない。その血をどこから持ってくるかが大きな課題でしょう。
 家電メーカーのように事業範囲が大きいと、だめなところは縮小または廃止し、伸びる分野に投資して収益を上げることができますが、アパレルのワールドはどう変わってもアパレルでしかありません。ワールドが寿司屋やる発想はないでしょうしね。
 極端な話、世界では寿司がブームなので、きちんとしたオペレーションで寿司をやれば儲かるビジネスにはなります。東京の寿司学校を出ると世界中から求人があるそうですから、寿司は世界を制覇しつつあるのです。

 その寿司さえも、今後がそのままあるとは限らないわけです。魚は海から来るわけで、海洋汚染や海洋の温暖化により、魚の漁獲量は減っているはずです。
 関係ないかも知れませんが、ここ3ヶ月ほど、カリフォルニアのウニが入ってきません。今、食べているのはメイン州の馬糞ウニです。あの大きなムラサキウニはどこに消えたのか、不思議なくらい見ないのです。
 日本に流れているのか中国が高値で買い占めているのかは不明。ひょっとしたら海水温の上昇によってウニが沖合いに移動して捕獲できなくなっているのかも知れません。
 これからは世界が飢える時代で、それを悲観的に見ると先がありませんが、「飢えるということは食べ物を供給すれば、儲かるということ」に発想を変えると楽しいではありませんか? 
 もっと飢えなさい、もっと苦しみなさい!と言うと怒られそうですが、そうなれば食糧をつくる人の生活が潤うわけで、また水も不足することが確実なため、水源を抑えている会社は安泰なわけです。
 どこかが下がってもどこかが上がる。これも経済の法則のように思えます。そこに目が届く人は金儲けできるだろうし、生き延びていけるのだと思います。
 こうして書いている私自身がまず、実践して見本を示さないといけないですね。

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