今日のニュースから 6月11日(火)

 月曜日からエンジン全開です。良いメバチが入ったことで精神的に「いけるぞ!」ムードなわけです。うちの月曜日のビジネスは決して悪くないのです。よく「月曜日は暇でしょう」ですが、とんでもない、一時は満席になることもあります。だから魚バンバン買います。

 格付け会社S&Pは、米国の格付け見通しを「ネガティブ」から「安定的」に引き上げました。米国が、年明けの減税失効と歳出の自動削減開始が重なる「財政の崖」を回避したことに言及したほか、税収増や経済情勢の改善が債務圧縮の一助となり、「目先の格下げの確率は3分の1以下」に低下したとの見方を示しました。
 S&Pは声明で、税収が最近増加していることに加え、長期的な財政問題への取り組みによって米国をめぐる見通しが改善したと指摘。一方、与野党の溝がここ10年で深まっているとし、長期的問題に対する政策担当者の対応能力に懸念を表明しています。
 同時に、今年終盤に行われる債務上限引き上げをめぐる議論が「急激かつ予期されていない歳出の引き締め」に至ることは想定していないとし、そうなった場合、債務返済などに壊滅的な影響が及ぶ恐れがあると指摘しました。
  「現在の『AAプラス』格付けは、長期的な財政圧力に対する米国の政策担当者の対応能力が、最上級の格付けを有する国の政策担当者に比べ、劣っていることをすでに織り込んでいると確信している」とし「米国で債務上限引き上げをめぐる(与野党の)対立が繰り返されると予想している」との見解を示しました。

 保険情報サイトのインシュア・ドットコムが発表した「父の日指数」では、父親の家事労働を賃金換算した価値は過去1年で上昇したものの、母親に比べると依然として大幅に低いことが分かっています。   
 
 今月16日の父の日を前に発表された同指数は、「父親らしい」家事13種類を労働省がまとめる各職業の賃金統計に照らし合わせて数値化したものですが、
その結果、家庭での父親の賃金価値は今年は2万3344ドルと、昨年の2万0248ドルからは約15%上昇しました。この上昇の大部分は、配水管の修理や家具の移動、芝刈りなどの仕事の平均時給が上がったことによるものです。
 
 一方、先月12日の母の日を前に発表された「母の日指数」では、母親の家事の賃金価値は5万9862ドルで、昨年の6万0182ドルからは若干下がったものの、男性に比べるとまだ2倍以上の差がついています。
 最近発表された各統計では、女性が依然として家事の大部分を引き受けている一方、男性に比べて収入は低いことが明らかになっていただけに、今回の調査結果も注目に値すると言えそうです。

    労働省の2011年統計では、掃除や料理などの家事を毎日している女性は83%、男性は65%で、この数字は過去10年でほとんど変わっていません。 対照的に、女性政策研究所の調査によると、2011年の女性の平均収入は男性に比べ約20%低いことが分かっています。


   米国のほぼすべての州の高齢者が老後の資金不足に直面――。高齢者のそんな厳しい現状が金融情報サイト「インタレスト・ドットコム」が発表した調査結果で明らかになっています。
 2011年のセンサスデータの分析によると、65歳以上の高齢者の平均世帯収入は3万5107ドルで、これは45歳から64歳までの平均世帯収入のおよそ57%となっています。
 一般にファイナンシャル・プランナーは現役時代の70%以上の収入を確保できるよう十分に備えることを勧めていますが、現役世代の平均収入に対する年金給付額の割合を「所得代替率」といい、全米50州のうち、この目標値を達成しているのはネバダ州とハワイ州の2州だけです。
 各州の65歳以上の平均世帯収入を45歳から64歳までの平均世帯収入で割って所得代替率を算出すると、上記の2州以外で70%に近い所得代替率を達成している州は、南部のアリゾナ州(68.1%)、ニューメキシコ州(66.9%)、フロリダ州(66.9%)の3州のみです。
 それに対し、所得代替率が最も低かったのはマサチューセッツ州の45%で、さらにノースダコタ州、ロードアイランド州、ニュージャージー州、ニューハンプシャー州が50%前後でリストの下位に並んでいます。
 しかしトップのネバダ州の高齢者もさほど裕福というわけではなく、それは若年労働者の低い所得が代替率を押し上げているからです。ハワイの高齢者の所得が高いのは、労働組合が強力で、多くの退職者が毎月年金を受け取っているからで、ハワイはあくまで例外のようで、最近は多くの企業や政府機関が年金給付を減らしたり、自分で年金を運用する確定拠出型年金制度に切り替えたりしており、退職後、毎月年金を受け取れる保証がない高齢者が増えています。
 また経済政策研究所(EPI)の最近の報告書によると、米国では高齢人口の約半分にあたる2000万人近くが貧困ラインぎりぎりの所得で生活していて、特に女性やアフリカ系、ヒスパニック系は退職後に経済的に困窮する可能性が高いということです。

 反政府デモが続くトルコの最大都市イスタンブールで暴動が悪化しています。警察の装甲車両に火炎瓶を投げつけるデモ隊に対し、警察は放水銃や催涙ガスで応酬、デモ隊が築いたバリケードを警察の複数の装甲車が破壊すると、辺りには催涙ガスや花火の煙。デモ隊は、一度は退散するも、しばらくすると再び集まってきて装甲車を取り囲みしかし警察が催涙ガス弾や放水銃で攻撃すると再び退散。
 デモの発端は、イスタンブール中心部で最後の緑地だった公園を取り壊してショッピングモールにする計画に対する小規模な抗議行動でしたが、抗議行動が次第にエスカレートし、デモ隊がエルドアン首相の辞任を要求するなど、政治的デモへと発展しています。

為替ですが、円は96円前後で動いています。やや円高ですね。原油は95ドル前後となっています。

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