娘の結婚式に出席できない父親

 昨日、こんな話をききました。ご本人が「書いてください」と言うので書きます。
この方、京都女子大で助教授をしているMさん。ジョージア州立大学に1年間研究で来ていますが、7月に娘さんの結婚式があります。そのため帰国を考えていましたが、大学の事務局に言うと「できません」といわれたそうです。大学側の建前は、管轄省庁などからも助成金をいただいており、こうした私的な理由でその任務をサボり帰国することは許されないというものでした。ちなみに家族の不幸に関しては帰国OKだそうです。そのため、Mさん悩み続けた結果、うつ病になりクリニック通いになってしまいました。「自分の人生でもこんな病気になったのは初めてのこと。兄や親戚からもボロクソに言われ、途方にくれています」と語っていました。

 どうして、大学とはこんなに頭が固いのでしょう?というか、アメリカでは家族が第一優先ですから、「そんなん、帰って当たり前じゃい」でしょう?日本の大学はお役所みたいですね。
一応、本人が病気ということで帰国を検討しているMさんでした。

Comments

odisona said…
それはひどい話ですね。そんな非人間的な職場があるなんて(しかも人間を教育するところで。)信じられません!お父さん、頑張って下さいね。
TAKA said…
こういうのは、みんなで抗議して社会問題にするべきだと思います。

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