株価はどこまで下がるのか?

 19-20日と2日連続で大幅に下げたダウですが、目先は半分のようです。半分とはこれまでの最高値14000ドルからの計算ですから、約7000ドルになります。ただ、他国との比較では「まだまだ堅調」という表現がふさわしいかもしれません。 ロシアの株価はほぼ80%下げています。中国も70%下げているのです。こうれから比較するとアメリカの50%下落は「優等生」なのでしょう。
 さて、下院に直談判に行った自動車メーカー首脳ですが、逆に「痛い目」に遭わされました。
自家用機で乗り込んだことが非難の的となり、GMでは3600万ドルの自家用機を売却し、エコノミーでデトロイトーDCを利用すれば300ドル以内で済み、仮にファーストを使ったとしても800ドルまでだそうです。フォードのCEOも毎週末に自宅のあるシアトルに自家用機で帰宅しているそうです。(彼は元ボーイング出身なのでシアトルに家があります)。
 確かに下院議員の言うことは正論でしょう。 お金が欲しいなら、それなりの態度で臨まないと。そういう面ではアップルのジョブスは偉い。そしてバークシャーのバフェットはさらに偉い。基本給は10万ドルです。アメリカ一の富豪の給与は10万ドルなのです。(もちろん株の配当とかもろもろはあるでしょうが) 今後、高給を取る経営者は嫌われるでしょうね。 私は知っている中ではCapital Oneの
CEOが確か、円換算で250億円ぐらい取っています。そんなにとってどうするんですか?
 私なんか、先月から不況に備えて自分の給与を17%もカットしたのです。少しでも経費を抑え、税金を払わないようにしたいと思い、いろいろと考えているのです。
 さて、株価が下がるのはあまり関係ありませんが、問題は401Kなどで老後資金を運用している人のお金がどんどん減っていることでしょう。 確か9000ドルのときに20%が消えたと言っていましたから、7500ドルでは30%が消えてしまっているでしょう。 これは大きな痛手で、今後支出をさらに締め付けていくと思います。
対策ですか? そのうち書きますね。

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