新しいものが良いのか? 10月4日(火)
Qautro de Actobre (Martes)
昨夜のニュースで見ましたが、JAL日本航空が来年の就職内定者を集めてその伝達式のようなものを120人集めて行ったそうです。これは3年ぶりのことで、コロナの間は新規採用がなかったのです。それで思ったわけですが、いつまでこの新卒採用を継続するのか?これこそが日本の賃金が上がらない1つの要因なのです。何も知らない真っ白な新卒を採用し、会社の色に染めていくわけですが、即戦力にはならず、最低3-6カ月の研修を経て、現場に配備される。そして仕事を少しずつ覚えて、定期昇給というエスカレーターに乗せられて、じわじわ給料が上がっていく仕組みですね。こんなことをどこの会社でも日本なら当たり前のようにやっているのです。それが「ガラパゴス」なのでは? 即戦力となる人を中途で採用する動きも少しはあるようですが、主流は新卒採用ですよ、そして終身雇用がおまけについていくるみたいな感じです。終身雇用は壊れかけているとはいえ、大きな会社ではしっかり残っているわけで、これが人材の流動性の妨げにもなっているのです。
前にも何度も書きましたが、学生のうちにインターンシップで自分が進みたい企業や業種で働く、そしてそれを学校は単位として認める。それで大学を卒業したら、即戦力として企業で働けるように仕向けて行けばよい話なのです。そうすれば、大卒初任給25万円=年収ボーナス抜きで300万円(一例)というのはなくなり、実力があり仕事ができれば少なくとも年収500万円からスタートできるわけです。それで5年後あたりに6桁取れるように自己努力すれば’良いだけの話です、違いますかね? それがアメリカでは当たり前のように行われているのです。もちろん何も能力のない人は大学にも行かないし、専門技術もないから、時給15ドルから20ドルの間で働くことになります。それでも15ドル換算で1日120ドル稼ぎ、24日働けば2880ドルの月収で年収なら約3万5千ドルになります。
世間では、日本の給与が他の先進国によりも低いと騒がれ、賃上げを政府が要請するという以上なカタチになっています。お金あれば払えば良い、お金を払えるように生産性を上げた仕事をすれば良い、それだけの話ではないですか、どうしてそれができない???
新し物好きの日本人は家でもそうで、これは「新築至上主義」と呼びます。それゆえ、不動産での資産形成ができないのが日本、これもこの前書きましたが、1億円の家を建てても、30年経過したら2千万円以下にしかならないのです。越後湯沢のバブルマンションも最たる例ですよ。今やここは年金暮らしで金のない人の溜まり場になりつつあります。この前見たビデオではポルトガルの築400年の家があり、それを買って住んでいる話でしたが、日本の古民家も外国人には人気がある。しかし日本人は古い家を魅力とは思わないのです。歴史ある国の人が新しいものしか価値を見出せないのはおかしな話、アメリカから来た「使い捨て文化」がエスカレートしていて独自の発展を遂げているのか?それゆえ、食料品にまでそれが及び、賞味期限切れのものがどんどん捨てられる現実。それで物価高であえぐ消費者?これも矛盾していますよ。AIなど活用して計画生産できないのか?そして賞味期限切れを半額で売る=廃棄をなくすことで世の中上手く回らないか? 新卒と新築、そして賞味期限を関連つけて考えると何か共通点があるように思えるのは私だけか?
静岡の園児がバスに置き去りになり死亡した事件を受けて、バスに安全装置を設置義務になるんだそうです。どーなんでしょう? これも日本特有?何か起こるとすぐに規制が入る。単純にバスの運転手が確認すれば済むだけの話では? 下りる園児に聞く、「皆さん下りましたか?」そして人数確認、何人乗って何人下りたのかを確認するだけで、置き去りは起きないですよ。どうしてそれをせずに、安全装置を作るのでしょう? 単純な算数ができない運転手のレベルなのか、それだけ人間を信用していないということ? そして江戸川では子供遺体が発見され、おそらく行方不明の遺体でしょうね。子供を1人で外に出した親の責任ですよ。これこそ、法整備して米国並みに13歳以下の子供は、1人で外出してはいけない。親の保護責任を法整備すべきです。まあ米国並みが厳しいのであれば、子供2人以上の外出はOKにしても良い。とりあえず小さな子供が1人で外出または家にいることは、避けるようにすべきでしょう。日本はすでに安全な国ではないという認識を持ち、そうすべきでは?しないと、また犠牲者が出ますよ。
日本では号外に、そして青森では警報が鳴り、今朝のCBSニュースにも出ていました。バカ息子、早く糖尿病で死んでほしいものです。避難しなかった人がかなりいたので、犠牲者が100人を超えているハリケーンIANの爪痕です。海辺の綺麗な家が無茶苦茶。
さてマーケットです、今日も上げています。まずは仮想通貨、ビットコインは2万ドルに近づいています。為替は144.76円で余り変わらず、ゴールドは1713ドルと回復しています。原油も上げて84.87ドル、また100ドルを超えるという説も健在です。10年物国債は下げて3.578%、これが株上げの原因ですが、まだまだ高いですよ。昨年の今頃は2%前後だったと思います。株はアジアは日本は上げていますが、香港と上海は下げています、欧州は全面高、NYのプリマーケットも全面高です、今日は安心して見れるでしょう。
昨日はパティオ用のプロパンを2つ準備しました。アマゾンでパーティションも買い、届くと思います。冬でもパテイオ族はいると思うので、そのためにいろいろやらないといけないわけです。
昨日はパーフェクトデーでした。するべきことがすべてできたのです。朝は畑に30分、少し汗をかき、買い物では冷酒用のカラフェボトルを買い、赤ワインのグラス、冷酒のグラスも買いました。銀行の現金入金も終えました。短時間にこれらがすべて終わったので満足です。今日も今から畑です。運動して汗をかくことが良いのです、それで体重が増えないこと。動いて人間なんぼですよ。
これは妙案! バスの園児置き去りの続きです。バスに乗るときに番号札を園児1人1人に渡していきます。20枚配ったら20人乗っているのです。その番号札を下りるときに回収します。きちんと20枚回収できたら置き去りはいないということになります。わざわざ、バスの座席後方に安全装置をお金をかけて設置する必要なし。アメリカでは、洋服を試着するときに、万引き防止で番号札をもらいます。3なら3枚を試着室に持っていったということ、それで出るときに確認します、似たようなもんでしょう? どうしてこれができない、そして安全装置に話が行くのか? 病んでますね、日本は。パサディナの姐さんが千葉に帰国してそろそろ1カ月、「摩訶不思議な日本」を感じているのではないかと思います。その報告を待ちましょう。
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