力の強さ 2月25日(金)
Veintecinco de Febrero(Viernes)
民間の施設や民間人を巻き込んでのウクライナ侵攻は、首都キエフがまもなく陥落し、ロシアは親ロシア政権を作る、それが西側NATOとの防波堤になる、プーチンは思い描いた作戦を見事に実行したわけです。良かったのはロシア国内でも反対運動が起きていたことです。一層のことゼネストとかして、大規模運動にしてソ連が崩壊したようにプーチン政権を倒すことができれば良いのですが、流石にそこまではいけない。これで幕引きではないかと思いますね、経済制裁をどこまでやるのかも課題が残る。終わってしまったこと、過ぎたことは既成事実としてあるだけで、変わりません。クリミアがそうなったように、ついでにいえば北方領土問題が解決しないように。問題はこれに習近平が影響を受けて攻勢しないかどうかです。「貧国ロシアにできて4千年の歴史の中国にできないことはない。ここで台湾を取らないと、俺は一生、勇気のない男と言われて終わるんだ」ぐらいに、自分で自分をけしかけているのではないかと。
「銃声が鳴ったら買え」という言葉があるのだそうです、Mさんが教えてくれました。まあ私は昨日の朝9時半過ぎに5銘柄に下支えで買いを入れたのですが。昨日のマーケットは実に面白かったですね、下げたものが上がる、ダウでいえば800の下げから100の上げですから、900も動いているわけです。やるのかやらないのかの中途半端で株は下げる、やってしまえばもう結果待ちで安心感がある、そんな感じでしょうか。では今週最後のマーケット、仮想通貨は上げています。まあ上げているといっても戻しているだけの話、ビットコインは38872ドルで先週の高値44000から比べるとかなり低い。イーサリアムは2679ドルで先週の3000ドルからすると同じく低いわけです。為替は115.49円です。ゴールドは昨日の朝方、1960ドルまで買われていましたが、その後1800台に下げ今は戻して1906ドルです。原油も昨日は乱高下、一時100ドルに迫る99ドルでしたが、91ドルまで下げ今は93.42ドルになっています。10年物国債の金利は1.991%です。NYの上げを受けて日経が500上げ、始まっている欧州は全面高、NYのプリマーケットは微下げです。
一昨日までかなり下げていた私の株資産は、昨日5%近く増えました。ハイテク株が多いので、ナスダックが上げたのが寄与しています。今日もとりあえず3銘柄買います。もう少し戻れば、含み損が消える株が多少あります。頑張ってほしいな。
もう喉元は過ぎたのか、ビヨンドミートです。最高値が250ドル近い、今は48ドルです。業績も今一、売り上げを少し落としています。そして赤字から脱却できていない。この代替え肉市場は本当に伸びるのか。私は1回食べて、そのあとは食べていません。試し買いしただけです。偽物は偽物であり。本物には敵わない?カニカマはそれで良し、しかし蟹があればそれを食べますよ。従って私はこの市場はあまり伸びないと思いますね。日本でも最近、市場に出ていますが、日本人はアメリカ人以上にこれを嫌うでしょう。定説を破った?? その定説は「ステーキハウスは潰れない」です。バックヘッドのSwankyは28日をもって5年の営業に終止符を打ちます。まあ、バックヘッドではChopsとBonesが双頭です、東と西の横綱、そしてNY Primeがあり、他にもブラジル系のステーキハウスもあります。Little Alleyはランチを開始したとラジオでCMやっていましたが、オフィスビルの1階、そしてコロナでオフィスに行く人が半減以下の中、開ける価値はあるのか。コロナ終わってもオフィスには人はあまり戻らないと言われています。今日はお昼まで雨、午後からは晴れますが、きおんは昨日ほど上がりません。昨日は最後までパティオに座る人がいました。日曜日の雨は午後からという予報なので、ゴルフには問題ないでしょう。82歳の大将を引っ張りだします。2年ぶりのゴルフ? たまたま2人しかいないので、私が送迎してまあお遊びゴルフしてもらいます。それが息抜きというか、家の中にいるよりも良いかと。お世話になった人です、毎週はさすがに私も疲れるので、月一で誘いたいと思います。
昨日は仕込みで、エビ餃子と野菜餃子を作っていました。冷凍の野菜餃子が欠品しているので、今回が4回目になります。それだけ流通事情が良くない。しかし、これも自前で作った方が旨い。じゃがいもと人参は煮て潰し、枝豆、グリーンビーン、キャベツ、パン粉とか混ぜています。もう出来合いを買うことはないですね。今日は照り焼きソース作りがあります。これはうちはグルテンフリー仕様にしているので自前で作るわけです。照り焼きソースは簡単です、酒、みりん、醤油と砂糖の配合です。これを煮詰めるだけ、あとはうちはニンニクとか生姜などのくず野菜を入れて煮込み、味に深みを加えています。いつも1週間分作ります。市販のようなヘビーなソースには仕上げず、さらさらにします。それが店の個性かと思うわけです。
急がば回れ、レストランはそうです。横着居酒屋なら、冷凍品を買ってきて、「揚げるだけ」「レンジで温めるだけ」「フライパンで焼くだけ」ですぎに出しますが、それではどこで食べても同じ味なわけです。美味しんぼアニメの中に「新妻の手料理」という話があります。おいしい料理を作るのに、ご主人が食べてくれない。その理由は作り置きして帰宅したらレンジに入れて温めるからでした。
手を加えたもの、それは時間がかかり、人手不足の中、作るのは大変です。しかし、後々の店の評価とかを考えると、やるべきです、そしてそれがそのレストランの味になり、底に顧客が付いていくのです。ましてやアトランタは観光地ではなく、住宅地が多いわけで、そこに住んでいる人の生活の一部になるのが、レストランの使命ですよ。そこで手抜きをしては、顧客どころか、一回食べて二度と行かない、そんな店になるでしょう。
うちは昨年のある時期から、枝豆の出し方を変えました。それまでは電子レンジで温めて塩を振り出していましたが、今は湯通ししてから出すようにしています。これにより、レンジによる表面の乾燥が防げる、そして湯通しするといかにも取れたてをゆで上げたような感じに仕上がります、自己満足かも知れませんがね。塩は安い精製塩ではなく、粗塩です。
ハウスサラダも数年前から出し方を変えています。それまでは、皿にサラダを盛り、上からドレッシングをかけて終わりでした。今はボウルにサラダを入れ、ドレッシングをかけて混ぜてから出します。これはかつて米系の店で働いていたときにキッチンがそうしていたのを思い出したからです。上からかけたドレッシングは下まで到達しないから、最後は味が薄くなります。和えることでドレッシングが全体に絡むわけです。こうした少し手間がかかりますが、良いであろうことは、どんどん変えていくわけです。
トヨタでさえ、あれだけのカイゼンをしても、今なおカイゼンがあるわけです。レストラン産業は隙間だらけでしょう、きっと。日々、カイゼン(改善)の余地があります。そして思いついたら、やってみること。失敗して当たり前、’また次の作戦を考えれば良いだけの話ですよ。皆さん、良い週末を!
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