今日から仕事 6月12日(月)
Doce de Junio (Lunes)
忙しいので、日曜日の夜ですが、これを書いています。今回の旅行で最悪なことは帰りのウーバーでした。インターの出口、迎えに来る車とウーバーとリフトが混在していて整理整頓ができていない。国内線はちゃんとウーバーとかの乗り場が設けてあるのに。それで1台呼んで19分待ち、それが5分のところでキャンセルされて、また19分待ち。まあそれに乗ったのですが、運転手がジャマイカ人で音楽がうるさい。それで「音を下げてくれ、少しうるさいから」というと反発してきて、「チップはいくらくれるんだ?」と訊くわけですよ。「それはあんたの対応次第だろう」といえば「キャンセルするからここで降りろ」と脅すわけです。それで分かったから運転してくれで済んだのですが、運転中にマスク外して咳き込むし、最後は窓も開けて風を入れようとするとするし、普通なら「窓を開けていいか」とか聞くでしょう?実に程度の低い運転手なので、チップは入れていません。
逆に行きの運転手は黒人の女性で大変、対応が良かったのですよ。それで43ドルでも現金で10ドル渡したくらいです。アメリカに戻ってきて、このサービスの個人差には驚きです。
都合、日曜日に出て、2週間後の日曜日に戻ってきたわけで、東京1泊→福岡2泊→広島4泊→神戸1泊→東京4泊でしたか。ミニ同窓会では、やはり一番私が若かったですね。初日はAちゃんが結婚したばかりの湯気の立っている旦那を連れてくるし、まあ楽し日々を毎日過ごさせていただきました。
行きはデルタのエコノミー・コンフォートで、最前列だったので、足が壁に伸ばせて良かったと私は思っています。数百ドルの差ではなかったかと。帰りは空港に早めについて、オンラインでチェックインしようとしたら、「860ドル払ってデルタワンに変更しませんか?」とあったので、そうしました。まあ個室的になったビジネスクラスのようなもので、860ドルは安いかと。おかげでフラットシートで寝ることもできました。思うに、最近のビジネスクラス、果たして何人が本当に正規の値段で買っているのか?会社の役員クラスから上だけではないかと。家族連れとかもいますからね、どう見てもマイレージのお客さんでしょう。
そこで見た映画「ドライブマイカー」、暗くないですか? これも最近の日本映画の傾向? 私的には映画は明るく楽しくですよ。今の日本の世相がそうなのかと。カンヌで賞をとった「怪物」もそんな感じじゃなかったか?そしてたけしの映画はカンヌやベネチアでは評価されるが、ハリウッドでは評価されない、これには私も同調で、彼の作品を少し見たものの、殺すシーンがえぐい。それも気に入らない点です。
今は枇杷が熟す時期のようです。うちの庭の裏にあり、もぎたてを食べました。種はしっかり持ち帰り、なんとか芽を出させたいと思います。でも何年かかる?もうハワイにいますよ。
それで、私は何を感じたのか? 日本は車が綺麗だということ、軽の種類が豊富で狭い日本には実に合っている。日本橋など都会ではベンツやレクサスが走り、それもピカピカに磨かれていますよ。まさに「御ベンツ様」だと思いましたね。軽という規格があるだけでも、ガラパゴスだと思いますよ。車検制度もガラパゴス。10万キロ走ったら「古い車」扱いされて、廃車になり、それがロシアや東南アジア、アフリカなどに流れていく。
東京という街に集中しすぎですよ。人が多いから仕事がある。空港だけ見ても、保安所、空港のパーキング、売店など。あんなところで蟻のように働かされるわけで、例えば東京名物のお菓子などを売る売店の人、「その仕事面白い?」と訊きたくなりますよね。毎日の単純作業ですよ。確実に売れるわけですよ、高い賃料払い、お客は次から次へと来る。そして1人で3個や5個もお土産を買い、それにその箱数に応じて袋をつける。それで給料、いくら?20万円じゃないの?と思いましたけど。まあ余計なお世話ですけどね。
APAホテルに泊まりましてね、1泊だけでしたけど、まあ成功しているホテルなんで泊まりたかったわけです。1泊12100円でした。部屋には社長の書いた本が置かれ、縦読みしましたが「運が良い、運が良いと思え」なことしか書いていない、まあ成功する人はポジティブ思考なわけで、それが言いたかったのか? コロナで政府の一括借り上げでいくら儲けたの?そんな話を書いてほしかったなあ。
その近くのホテルはそこそこ有名で2万円でしたけど。まあ私のような人間はホテルは寝るだけなので、安いに越したことはないわけです。8時間いるかいないかですからね。それで朝の部屋の掃除人を見ていると、高いところは日本人でした。APAはネパール人(聞き込みして確認しています)。それで少しでも経費を抑えるようにしているのかと。テレビの画面はAPAの方が2倍以上デカいですよよ。K社のOさんによるとAPAのカレーは美味いらしいですね。私は買うのを忘れていました。
結論として、私は東京のような密集した場所にはもう住めないですね。かつて8年住んでいましたけど、今は疲れる。地下鉄構内の空気が悪いと思うし。食事も厳選しないと。普通の店ではおそらくセントラル・キッチン方式で、店では温めるだけとかになっているので、味が均一化され、味気がない。美味しいものを食べようとすると、それなりのお金を払わないといけないわけです。 これから観光客がさらに増加すると、ますます観光客向けではないが、経営は楽な方向に流れ、レストランの「ワイキキ化」が起きると思いますよ。
ワイキキ化? ひっきりなしに観光客が来るので、精神的に肉体的に従業員が’疲労するのです。やる気のない顔になり、それがやがて食べ物にも表れます。それでもそこしか食べる場所がないから、不味くても食べるしかない、そういう現象です。一回しか来ない客が増えると、どうでもよくなりますよ。
レストランはもう少し国際化しないとダメでしょう。最後の夜に人形町のイタリアンに行き、3人で1万5千円くらい使いましたけど。ナプキンなし、最初に濡れた紙製のおしぼりだけ、それで口も拭くんですか?? そしてワインの試飲をさせない。私はさせましたけどね、最初は断られ「じゃあ、そのワイン飲んで不味かったらどうするんですか?」と私が食い下がると、「じゃあ、少しだけ」と折れてきました。そのあたりのサービスの向上というか、お客さんサイドに立った接客ができていないのではないかと。これ、ほんの一例ですけどね。それでは外国人のお客さんを逃すことになりますよね。まああくまでも私見ですよ。
そろそろ普通のブログに入りますね。
ロングビーチに続いて、シアトルの港も閉まりました。まあ、アメリカのヤクザ、港湾労働者=荷役のストライキですよ。これがアジアからの製品の品不足にならなければ良いのですが、現実にはそうなるでしょう。株は上げていて、私のマイナス分も-25%まで回復しました、IT株のマイナスは大きいし、石油株も少しさえないからマイナスになっています。それでも1年赤字だったアップルとマイクロソフトはきちんと黒字になっています。2年で考えると赤字、でも1年で考えると元に戻して株はITでさえ上がるのかと思いますね。まあ大手だけですけど。
Comments