世界的に天候異変 1月5日(木)
Cinco de Enero (Jueves)
まだまだ降ります、カリフォルニアの雨。「砂漠に雨が降る」わけですから、それもハリケーン級の嵐ですよ、それも1月ですよ。それも穏やかとされる太平洋からですよ。海から直接来るんだから、防ぎようがないですよ。
欧州は偏西風が北に上がっていて暖冬になっています。普通ならアフリカ北部を通過するのが、地中海の北まで蛇行しています。これで暖かい風が入るので、雪にならない=これは今夏の水不足をすでに予感させます。 中東ではサウジとか砂漠で大雨です。普段は降水確率ゼロなのだそうです、そこに大雨で洪水が起きます。そう考えるとジョージア州は実に住みやすいかと。
昨日はITのSalesforceが10%の人員削減を出しましたが、アマゾンもレイオフが1万8千人になると報道が出ています。GAFAはみな、人員削減する、そして収益を確保する。日本のような雇用を守る制度はないですからね、首切りは簡単です。
決まりそうにない、造反者が20人近くもいるわけで、一枚岩にならない、議会が招集できないのです、議長なしでは。
流石は個人主義の国、自己主張の塊?
今日も環境は良いかと、10年物国債が3.69%まで下げています。昨日はバナナのたたき売りならぬ「IT株の抹殺」を行いました。4銘柄消しました、かつて40近くあったものが29銘柄にまで減りました。宴の後の始末ですよ。バブルで浮かれた株たちよ、バイバイです。まあこれはユーチューブでも昨夜配信しましたが、お堅い会社、コカ・コーラ、ボーイング、タイソンなどにシフトしていきます。私はこれで良いと思っています。4万ドルの損失のうち今年は1万ドルを取り返しにいきます。
今日からベガスでCESが開催です。ソニーとホンダの共同制作の車が出ています。かなりお高い感じですが、これ間違っていないか?EVはこれから価格競争になります、25年に先行予約を受け付けるそうですが。10万人の来場を見込んでいるそうです、ホテルや飲食は儲かるでしょう。
日本では財界3団体の新年会があり、「賃上げ」に向けて動いていますが、5%では何も意味がないかと。物価がそのうち5%を超えますよ、ない袖は振れないのか、まあ利益を出すぐらいなら社員に還元すると言う風に考え方を変えないといけない。
温かいですよ、アトランタ。天気は西から変わっていくので、どんな変な天気も大陸を通過して弱まります。
アメリカの寿司、「バブル」だそうです。値段が高騰、高いと良いと思っている、アトランタでもおまかせで400ドルで待ちだそうです。この時点ですでにおかしい。大トロでないとマグロでない。ウニを食べて一人前、高い魚を良いと信じる風情。ハワイで寿司屋をやっていたある人が「バブル」だと言ったそうです。まあ、少し前からそうです。
寿司は江戸前、昔はファーストフードでした、屋台で食べるもの。お手拭きもなく暖簾で拭いていたそうです。だから暖簾の汚い店ほど美味いとされたとか。山本益博さんがそう解説していました。寿司カウンターは箸を2本分の長さにしている。そして寿司ケースがある、その奥、板前さんが仕事をするスペースもまた箸2本分の長さなのだそうです。その距離が実に心地よいとか。寿司の味は酢飯で6割、魚で4割決まるそうです。それだけ酢飯は大事。昔からの江戸前をクラッシックと言い、おつまみなどを出す店や金目鯛やのどぐろなどを出す店をネオクラッシックと呼ぶのだそうです。今はもうネオクラッシックの時代です。しかしネオクラッシックも、年月を経ていくとクラッシックになります。出し方もかつては脂のない白身からスタートでしたが、今はいきなり勝負しに来る、マグロや中トロを出してくるそうです。それだけ時代は変わったということです。
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