役者は揃った!
大統領選ですが、マケインがアラスカ州知事のペリンを選んだことで、役者がすべて揃いました。 なかなかの人選だったと思います。 まず、女性ということ、若いということ、すべてはマケインとのバランスだったのではないでしょうか? 候補に挙がっていたロムニーなどを退けたのは正解ではないかと思います。仮にロムニーなどある程度名前のある人物を選んでいれば、インパクトは何もありません。これでは、オバマの勢いに勝てないと判断したからでしょう。44歳の女性で、5人の子持ち、スタートが学校のPTAの委員長そして今はアラスカの州知事というアメリカ人が好きそうな「ドリーム型」の女性ということ、また44歳という若さは老齢のマケインのカバーできるというイメージ。よく考えられ、練られた作戦ではないでしょうか? オバマ陣営は、バイデンという少し年齢の高い人物を起用したことで、オバマの若さから来る未熟さを十分にカバーできるイメージを与えています。 ということで、11月の本選まで目が離せませんが、誰が大統領になってもやることは同じでしょう。現在のアメリカが抱えている諸問題を解決することしかありません。 1、双子の赤字の問題 2、イラクやアフガニスタンなどの戦争や紛争が起きそうな地域の問題解決 3、不況からの脱出 4、不法移民の問題 5、教育や犯罪、麻薬などの諸問題 簡単に言ってしまえば、これらの問題をうまく解決することだと思いますが、さてどうでしょう? オバマが大統領になれば、暗殺されるという話が前々からありますが、可能性は非常に高いと思います。特に南部で起こると思います。人種差別は表面上、消えているように見えますが、まだまだ残っています。南部には、そういう輩が多いため、起きやすいということですが、決して当然のように起こってはいけないと思います。 ケネディの暗殺の問題もありますが、彼の場合はキューバ危機が絡んでいたと思います。 CIAか軍部が策略したとみて間違いないでしょう。アメリカという国は、民主主義の衣を着た軍国主義の国です。常に戦争をしないといけないような風潮があるのです。平和が一番ですが、平和が続くことを好まない人たちがいるのです。それが軍人という職業にいる人たちと、軍需産業に携わっている人たちでしょう。自分たちの仕事を常に確保しないといけません。ですから、戦争を起こすためには何でもやります。