苦しい月曜日の闘い 5月3日(火)

 Tres De Mayo (martes)

 良く混む月曜日でした、途中で魚が終わりそうで、お客さんの入場制限もしました。「満席です、30分待つか、帰るか判断してください」とある団体さんには伝えましたが、帰りましたね。正解です、対応できないので、入れてもクレームが来るだけ。今はパティオが開いているので、席数が増えて、これまた大変なのですよ。そして月曜日は魚がない、金曜日と土曜日に売れると不足します。たまに業者が日本の鮮魚の売れ残りをもっていますが、それを買い、売れなかったらお終い。今日は新しい鮮魚が入ってくるわけです。リスクは回避したいわけです。

ギャンブル相場は続く。ダウは400下げていたのに、後半に盛り返しプラスに転じ、ナスダックもフラットから200上げまで戻した。まあ、今日は下げそうな気配ですけどね。





今朝のトップニュースはこれ、最高裁の妊娠中絶に関するもの。宗教色の強い国ですよ、カソリックは中絶反対ですからね。仮にレイプされて妊娠しても中絶できない。時代にそぐわないのでは?とも思うわけですが、これで最高裁は何年も議論している。そして判事のメンバーが変わればその支持も変わりバランスが崩れるとか、まあ言っているわけです。


やはり権力とは美味しいものなのでしょう。今月は予備選があり、テレビを見ていても上院議員や知事選などのCMがばんばん流れています。トランプが支持する候補者が勝てば、2年後の大統領選で復活があるでしょう。このままいけば共和党には抜群の候補者がいないので、勝つためにトランプが出てくる。そして民主党がガタガタにした経済をインフレを、世界情勢を「俺がやる、俺がいたらこうはならなかった」とまくしたて当選するでしょう。韓国の大統領並みに汚い、えげつない人間かと思いますが、こんなのでも利用されて、神輿の上に担がれるわけです。神輿の上には美味しいものがたくさん盛られているのでしょう。こう考えると世も末ですよ。そしてトランプ一族がまた補佐官とかやって、同族経営のアメリカ合衆国が復活するのですか、あほらしい。

 憲法記念日に必ずアンケートがあり、憲法改正に賛成ですか、反対ですか、の質問があります。今年は53%が賛成、32%が反対だったそうです。立憲民主党のある議員が街頭演説で、「今の政権はウクライナ情勢を利用して憲法を改正しようと画策しているうんぬん」と言っていましたが、では中国は尖閣取りに行き、沖縄も取りにきたらどうするんですか? 北朝鮮がミサイル撃ってきても何もできないのはおかしいと思わないのですかね。アメリカが本当に日本を本気で守ると思いますか? そこまでアメリカは信じられる国ですかね。今回のように武器だけ供与して「自衛隊行け」とは言わないですかね。実際にアメリカが出てくると、核戦争になるでしょう。特に北朝鮮が一番危ない。ロシアでさえ、最終兵器として準備をしているというのに。私は賛成です、自衛隊を軍隊扱いにすべきで、それが抑止力になるでしょう。自分の身は自分で守れ、それが私の基本的な考え方です。


暖かいですけど、半分曇りなので暑くはないと思います。

次の雨は、水曜日が40%、金曜日が60%ですが、午後の雷雨、夏型に近い感じです。

ということは振らない確率が高い。


 昨日は友人の子息の22歳の誕生日でした。彼は明日から友人6人でマウイに遊びに行くそうです。航空券はただです。デルタでインターンシップで働いているからです。先日は欧州に行っていました。残念ながら彼女がいない。しかし一緒に来ていた同じGA工科大に通う友人も言っていましたが、学校の宿題とかテストとか忙しくてそんな暇はないそうです。アメリカの大学はよく言われるのは入るのは簡単、出るのは至難。日本は逆で入るのは至難、出るのは簡単。日本の学生、大半はバイトに明け暮れサークル活動もやりながら、それでも卒業できるの甘いからか。そして卒業しても即戦力にはならない、会社に入って培養されて育てられる? この子のようにエンジニアで、学生時代からインターンシップで会社に入って、給料を少しもらいながら(金持ちの子息なので給料は遊びのお金かと)、仕事を学ぶと、卒業してもすぐに即戦力になるわけです。それでGA工科大を出れば6-7万ドルの初任給でしょう。日本で調べてみました。一例:鹿島建設では修士があれば29万円、大卒なら24万円です。29万円の人で348万円です、仮にボーナスが2か月夏冬あって4カ月分を加算すると、464万円にしかなりません。そこからじわじわ上がっていくわけですが、アメリカの場合、私の知っている子供は3年目で6桁になっていました。それだけの差がつくのです。

 これ、何回も書いていますが、学生時代にインターンシップをどうしてやらないのか。企業も人手不足なら、こういうのを利用していけばいい。学生もインターンシップすれば、その会社のことが分かり、自分のしたい仕事が何なのか分かるはずです。学校の授業、宅上だけでは不足するものが出るでしょう。インターンシップに単位を与えて、学生をどんどん現場に出すべきではないかと。

 さらには、4月入学ではなく。9月入学にすること。それで海外の学生を採用する。授業の半分ば英語にすること。今や小学校から英語を教わっているんですよ、後は慣れるだけなんです、ここまで踏み込んだ大学が出てきて、それに協力する企業が手を上げることで、日本は沈まなくて済みそうなんですけどね。

 一律にレベルアップするのではなく、伸びる子は伸ばしてあげる。そうでない人は他の才能に期待すること。不良はいて当たり前、アメリカでもそうですからね。それは警察の巡回とかで賄う。将校を育てるのではなく、リーダーを育てる教育に転換しないといけない。強いリーダーがいれば、あとはついていくだけです。それが将校ばかりでは物事は決まらず、何時間も議論して結論が出ないような事態になります。リーダーを育てる教育にすることですね。最後は笑って金持ちになればいいわけですよ。

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