雨には限界とかないのか? 2月20日(水)

Febrero Veinte (Miercoles)
 実に良く降る雨です。昨夜は暴風雨で風も強かった。降りやまぬ雨ですが、地球の70%が海ですから、雨は降らそうと思えば、いくらでも降る? お陰様で、昨日は暇でして、持ち帰りが、実に多かった。

 2月19日(昨日)は、開店記念日でした。それも前の店の開店記念日、2002年でした。96年に寿司を覚え始め、99年に米系の店に移り、2001年にそこを辞めて、自分の店を12万ドルで開けましたかね。最初の数年は実に苦労しましたが、儲かりだしたのは2008年ごろからです。ということは軌道に乗るまで6年かかっています。1ミリオンの売り上げが目標でしたが、達成してみるとあっさり行くもんだと。
 まさか自分が寿司屋をするとは、アメリカに来る前には思ってもいなかったですよ。きっかけは、95年に働いていた神戸ステーキ(腰掛で3カ月しかいませんでしたが)、セントパトリックデーの日に、寿司を店の前で売ったことです。それが良く売れて、寿司の未来を悟ったわけです。
 しかし、神戸ステーキが寿司をやっていたわけではありません。あくまで鉄板焼きだけの店でした。韓国系や中国系の鉄板焼きの店では寿司を併設していますけどね。たまたまイベントなのでやっただけでした。
 それで寿司をやらんといかんと思い、SOTOという小杉さんの店で働きだしたのが半年後でした。都合4年いましたけどね、バイト扱いで。
 アメリカ人との人脈がなければ、今の私はなかったと思います。PANOというアトランタのレストラン王がアジアンテイストフュージョンを開けるというので、寿司をする人間を探しているというので、面接に行ってきましたが、これを紹介してくれたのは、ジェニファーという女性でした。そのジェニファーが働いている会社がキンバリークラーク系の会社で上司のミッシェルが友達だったのです。今ではアトランタのセレブシェフ、Rathburnに会ったのもこの時です。
 面接は、プレゼンでしたが合格し、時給14ドルの生活から年収5万ドルの生活になりました。それが今はありませんが、Bluepointeという店でした、5Mかけて作った店です。
 この店はすごかったです、大当たりでした。レストランビジネスとはこういうものかと、違う世界を見たものです。
 それを経て、2年後の2月19日に半年の工事遅れで、自分の店が開いたということです。すでに17年も寿司屋を営んでいます。マンネリは良くないので、手を変え品を変え、奮闘中ですが、あと3年くらいで切り上げたいと思っています。魚への危惧と体力の限界ですかね、簡単に言えば。

 今日はランチ前のケータリングがが入っています。朝の11時に店を出て近いのですが、配達に行ってきます。昨夜、電話があってビジネスランチをやるので、5人分の寿司をお願いしたいということで受けました。241ドルはデカいですよ。
 電話してきたのは、うちの常連さんの友達だというので、やはり日ごろの積み重ねの結果ではないかと。相手が困っているときには助け船を出す精神です、これはアメリカ人から学んだことです。

 
Flooding is a major threat with heaviest rain yet on the way Wednesday
 洪水があちこちで?? 昨日もそうでしたが、今日も起きそうです。
Flood watch expanded
 雨が降ると、肌寒く感じます。今から買い物して店に入ります。先に準備して配達して戻ってきたらランチがすぐに開くようにしないといけません。

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